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「武漢ウイルス研究所職員の感染」説に裏付けはない=外交部

2021年 7月 21日21:08 提供:中国国際放送局

  

  米国の一部の政府関係者やメディアが、「武漢ウイルス研究所の職員3人が2019年11月にもウイルスに感染し、このことがウイルスの研究所流出説の信ぴょう性を高めた」と煽ぎたてることを受け、外交部の趙立堅報道官は21日の定例記者会見で、「米国は裏付けを一切示していない。その理由は、米国は最初からうそをついていて、ウイルスの発生源調査に付け込んで、中国を悪者扱いし、中国に汚名を着せようとしているからだ」と述べました。

  趙報道官は、「私は米国側にいくつか非常に簡単な質問をしたい。米国がこれほど確信しているならば、証拠を提出してもらえないか。米国は武漢ウイルス研究所の職員3人の感染が確認したと称したが、3人の氏名や病名を示してほしい。また、新型コロナウイルスの検査で陽性が判明されたということであれば、その検査報告書を提示してほしい。米国はこれらの質問に答えてほしい」と指摘しました。

  そのうえで、「追加で米国に答えてほしいことがある。報道によると、米国立衛生研究所の研究では、2019年12月時点で米国の5つの州で新型コロナウイルスの感染が確認されている。これについて米国はどのように受け止めているのか。他の報道によれば、フロリダ州では新型コロナウイルス感染者171人が、同州初の感染症例よりも早く症状が出ており、いずれも中国への渡航歴がない。これについて米国はどう答えるか。米国は、生物兵器開発が中心のフォート・デトリックや海外に分布している200余りの生物実験室を世界保健機関(WHO)の調査に開放するという提案になると、口をつぐんでしまう。フォート・デトリックには何か隠し事でもあるのか」と疑問を呈しました。(RYU、Yan)