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中国は項目ごとに生データを見せていた=外交部

2021年 7月 16日23:11 提供:中国国際放送局

  

  世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はこのほど、感染拡大初期の「生データ」が不足しているため、中国で展開された新型コロナウイルスの起源に関する調査が妨害を受けたと発言しました。これに対して、外交部の趙立堅報道官は16日の定例記者会見で、「国連の専門家チームが中国滞在中、中国は項目ごとに特別に注目を払う必要がある生データを見せていた」と語りました。

  趙報道官はこれを踏まえたうえで、「合同専門家チームの外国側専門家は、数多くのデータと情報を入手したとはっきり言っている。また、一部の情報はプライバシーにかかわるため、複製や海外への持ち出しなどができないことについて、十分に理解するとも言った」と述べました。

  さらに、「専門家チームは湖北省疾病コントロールセンター、武漢市疾病コントロールセンター、武漢ウイルス研究所などの機構を訪問し、異なったバイオセーフティーレベルの実験室を見学し、関連機関の専門家と突っ込んだ、率直な学術交流を行った。このような実地調査と突っ込んだ交流により、専門家チームは、ウイルスは実験室事件により流出された仮説は非常にあり得ないものだという見方を示した。以上の状況がいずれも今年3月のWHO報告書に明確に記されている」と述べました。

  趙報道官は、「ウイルスの起源調査の問題において、各国が科学を尊重し、科学者の意見と結論を尊重し、客観的で公正な態度を保つべきだ」強調しました。(Yan、吉田)