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WHOの新型コロナ調査第2弾は「複数国の立場と不一致」=外交部

2021年 7月 19日22:09 提供:中国国際放送局

  

  外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの発生源に関する第2弾の調査を中国で実施すべきだと提案したことについて、「WHOが提案した調査計画は、中国側および多くの国の立場と一致していない」と指摘しました。

  趙立堅報道官は「まず、第73回WHO総会の決議では、WHO事務局長が引き続き加盟国と緊密に協力し、ウイルスの動物の発生源や、人への感染経路を探ることが明確に求められている。次の段階の調査はこの規定に合致し、加盟国が主導しなければならない。次に、WHOは今年3月に中国との共同調査研究報告書を発表した。そこでは、実験室からのウイルス流出が『極めて不可能』であること、世界のより広い範囲で可能性のある早期症例を引き続き探すこと、ウイルスの伝播過程におけるコールドチェーンおよび冷凍食品の役割をさらに理解することなど、重要な結論が出された。この報告書の結論と提案は尊重され、維持され、次の段階の世界的な発生源調査の基礎となるものだ。最後に、現在、一部の国が発生源の問題を政治利用していることに懸念を示しており、WHOが国際社会と共に発生源研究の科学性と厳粛性を共に守り、この問題を政治利用する誤った流れを共に阻止し、世界の感染症対策協力の良好な雰囲気を共に守ることに期待している」と述べました。(hj)