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中国、ウクライナとの戦略的パートナー関係強化へ

2021年 7月 14日10:23 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は13日夜、要請に応じウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行ないました。

習主席は、「両国の戦略的パートナーシップ樹立からの10年間、両国関係は健全かつ安定した発展を保ち、両国人民に確実な利益をもたらしてきた」と評価しました。その上で、「両国は昨年から、連携して新型コロナウイルスに対応し続け、ワクチンなどの面で協力を展開してきた」と、両国人民の友情が深まったことを強調しました。

また、習主席は、「ワクチンや中国伝統医薬などの分野でウクライナとの協力を強化し、ウクライナが新型コロナを抑え込むことを支援する」と中国の姿勢を示し、「高い質の『一帯一路』の共同構築を契機に、インフラ整備や、中国と欧州や『一帯一路』沿線国を結ぶ国際貨物列車『中欧班列』をはじめとするプロジェクトの協力推進に取り組み、農産物における協力に力を入れ、人的・文化交流の協力を拡大していく必要がある」と、今後の両国関係のあり方について提案しました。

これに対してゼレンスキー大統領は、ワクチンや医薬などにおいて中国との協力を強化したいとの考えを表明した上で、「一つの中国という政策を揺らぐことなく実行していく。両国の戦略的パートナーシップ樹立10周年と国交樹立30周年を契機に、中国とともに各分野における交流と協力を推進していく用意がある」と、ウクライナ政府の姿勢を示しました。(朱、浅野)