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中国、「中ロ善隣友好協力条約」締結20周年記念レセプションを開催

2021年 7月 12日11:53 提供:中国国際放送局

王毅国務委員兼外交部長は11日、北京で開かれた「中ロ善隣友好協力条約」調印20周年を祝うレセプションに出席して祝辞を述べました。

王部長は「条約」調印から20年間の歩みを振り返り、「両国関係は、『条約』の導きの下でさまざまなリスクや試練に耐えると同時に、国際情勢が激しく変動する中で着実に前進し、強い勢いを維持して、歴史的な新たな高みに押し上げ続けてきた」と評価しました。現下の世界情勢については、「百年の変局と世紀の感染症が絡み合う中、世界は激動の変革期に入り、人類の発展は多重の危機にさらされている。歴史的に廃棄された冷戦思考や覇権主義、強権政治などが復活して動き出そうとしている」とした上で、「国際情勢がどのように変化しても、中国とロシアの世代を通じた友好や協力・ウィンウィンという初志は変わらない。両国の支持し合い協力し合うという真心も変わらない。平和と正義を守る決意はなおさら変わらない」と述べて強い意志を示しました。

今後の両国関係のあり方については、「政治的相互信頼をさらに深め、互いが強固な後ろ盾となる必要がある。実務的協力をより深め、両国関係に強い力を絶えず注いでいく。人的・文化的交流をより密にし、両国の世代を通じた友好の民意の土台をより強固なものにしていく。戦略的協力をさらに強化し、全世界の平和と安全、戦略的安定を全力を挙げて維持していくべきだ」と述べました。

ロシアのデニソフ駐中国大使は、「『条約』は両国関係の着実な発展のための土台を固めると同時に、新時代における両国の全面的戦略協力パートナーシップを推進してきた」と述べました。その上で、「先月、両国首脳が共同声明を発表して『条約』の延長を宣言し、両国の協力のためのより大きな発展目標の計画が立てられた」とし、この新たな目標の達成に向けて最善を尽くすというロシア側の姿勢を示しました。(朱、柳川)