外交部の汪文斌報道官は8日、北京で開かれた定例記者会見で、ロシアがソブリンウェルスファンドにおける人民元資産の比率を高めることを歓迎する中国側の立場を示しました。また「これはロシア側が中国の経済発展や中国とロシアの協力の見通しに確信を示した」との考えを表明しました。

報道によりますと、ロシア財政部がソブリンウェルスファンドにおける人民元資産の比率をこれまでの15％から30.4％まで高めたということです。

これを受けて、汪報道官は「両国の共通した利益を守るため、中国は引き続きロシアとの互恵協力を一層深め、国際や地域実務においても、互いに支持していく決意を固めた」と述べました。（非、ＣＫ）