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新型コロナの発生源調査 米の政治的操作を批判=外交部

2021年 7月 7日20:32 提供:中国国際放送局

外交部の汪文斌報道官は7日の定例記者会見で、「新型コロナウイルスの発生源調査において、米国の一部の人による政治的操作がますます露骨になっている。彼らの目的は、自国のコロナ対策の失敗の責任を中国になすりつけることに尽きる」と指摘しました。

世界的な医学専門家24人は5日、権威ある医学誌『ランセット』に共同声明を発表し、米国の一部の政治家が「研究所流出説」を広めようとすることに反論しました。共同声明は、現時点では「研究所流出説」を裏付ける科学的証拠はなく、最近の査読結果では、新型コロナウイルスは自然界で進化したことを強く示していると強調しています。

汪報道官はこれに関する質問に対し、「世界保健機関(WHO)共同専門家チームの報告書は、ウイルスが実験室から漏えいした可能性は極めて低いと明確に指摘している。しかし残念ながら、ここ最近、発生源調査において米国の一部の人による政治的操作がますます露骨になっている」と示しました。

汪報道官は、「これらの人々が政治的操作の手口を変えようとも、事実は変わらない。60万人以上の米国民の命は、科学を無視し、コロナ対策を政治化させた米国の政治家によって奪われたものである。WHO合同専門家チームが出した権威ある結論は、変わることはない。発生源の調査は世界を視野に行うべきである。今後の調査作業は特定地域に限定されるのではなく、多くの国と地域で展開される必要がある」との考えを示しました。(RYU、Yan)