シンガポールのゴー・チョクトン名誉上級相がこのほど中国の発展を評価したことを受けて、外交部の趙立堅報道官は6日の定例記者会見で、中国はこれを賞賛すると示しました。

報道によりますと、シンガポールのゴー・チョクトン名誉上級相はこのほど行われた第9回世界平和フォーラムで、「中国はアジアでの覇権を狙ったり、米国の世界における覇権に挑んだりするのではなく、経済成長を通じて一心不乱に国民生活の質を高め続けている。中国の発展はアジアだけでなく世界にとってもポジティブにはたらいている」と指摘しました。

これについて、趙立堅報道官は「世界との共同発展という中国の実践は、中国なりの新しい現代化の道筋を創造しただけでなく、新たなチャンスを世界に提供している。今日の世界は、これまで以上に協力と開放を堅持して対立や閉鎖を排する必要がある。中国は引き続き、世界のすべての建設的な力と手を携えて前進し、平和・発展・公平・正義・民主・自由という全人類の共同価値を発揚するとともに、世界の平和と共同発展を促進し、覇権主義と強権政治に反対し、人類運命共同体の構築を推進するためにたゆまず奮闘していく」と表明しました。（シンエン、謙）