中国共産党創立100周年を迎えたことに際し、アジア太平洋放送連合（ABU）やラオス、アフガニスタンなどの多くのアジアのメディアは、中国共産党中央宣伝部副部長も務める慎海雄中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG）台長兼総編集長に祝賀の書簡を送りました。書簡には中国共産党創立100周年、特に中国共産党第18回全国代表大会以降、習近平総書記の指導の下で偉大な業績を収めてきたことを称賛する内容や、今後もCMGとの全面的な協力を引き続き行っていきたい意向が記されていました。

ABUのジャバド・モッタギ事務局長は書簡で、「中国が成し遂げてきた成果は、何世代にも及ぶ中国人の弛まぬ努力の結果だ。中国がいくらかゆとりのある社会を全面的に構築できたことは偉大な歴史的成果であり、貧困堅塁戦においても徹底的な勝利を収めた。これは周知の事実であり、中国発展の歴史のような事例はない。全世界がそこから多くのことを学んだ」と述べました。

ラオス国営ラジオのジョマーニ・フォン局長は書簡で、「中国共産党は常に人々の利益を第一に考え、人民のために執政するという理念を守っているため、人民が幸せで美しい生活を送れるようになった」と記しました。

慎海雄台長はこれらの書簡への返信の中で、習近平総書記が7月1日に行われた中国共産党創立100周年祝賀大会で述べた「平和、親睦、調和は中華民族がこれまでの5千年の歴史の中で求め・受け継いできた理念だ。中国は終始世界平和の建設者、世界発展への貢献者、国際秩序の擁護者だ」という言葉を引用したうえで、「 CMGは、各国のメディアとの交流を深め、コンセンサスを得て、世界の平和と発展を支援し、より公正で合理的な国際秩序の確立を促進し、人類運命共同体の構築に知恵と力を提供したい」と強調しました。（任春生、CK）