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外交部 「米国こそ国際秩序の最大破壊者」

2021年 6月 29日18:03 提供:中国国際放送局

報道によりますと、米ブリンケン国務長官はヨーロッパ訪問中に、米国の対中目標が第二次世界大戦後に構築したルールや基準に基づく自由で開放的なシステムを支持することだと示したということです。これに合わせて米国務省は声明を発表し、ブリンケン国務長官がヨーロッパ各国の首脳らと大西洋を跨ぐ協力や、中国の経済脅迫行為、そしてルールに基づく国際秩序を破壊する企みについて議論したことを明らかにしています。

これに対して、外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、「米国は恣意的に約束を破り、いざとなれば他国に対して不法な一方的制裁や軍事脅迫を行うため、世界的また地域的平和と安定に深刻な危害を及ぼし、国際法や国際関係の基本準則に著しく違反している。米国が主張する『規則に基づく国際秩序』の本質は世界を支配する覇権秩序である。国際秩序は米国が支配する覇権秩序ではなく、国際ルールも米国や米国をはじめとする『一部の国』が定めるものではない」と指摘しました。

また、「世界には国連を中心とする国際システムしかない。ルールも国連憲章を基本とする国際関係の基本準則のみである。各国は平和、発展、公平、正義、民主、自由など全人類共通の価値を持ち、真の多国間主義を実践し、国際関係の民主化を推進し、人類運命共同体を共に構築しなければならない」と強調しました。(閣、CK)