中国の王毅（おう・き）国務委員兼外交部長は３月３１日、福建省南平市でシンガポールのバラクリシュナン外相と会談した。（南平＝新華社記者／李響）

中国の王毅（おう・き）国務委員兼外交部長は３月３１日、福建省南平市でシンガポールのバラクリシュナン外相と会談した。

王毅氏は次のように述べた。昨年は中国シンガポール国交樹立３０周年に当たり、習近平（しゅう・きんぺい）主席はリー・シェンロン首相と電話会談を行い、二国間関係の発展を戦略的にリードした。中国はシンガポールと共に、時代の発展の大勢を正確に把握し、戦略的意思疎通を強化し、実務的な協力を深め、地域の平和と安定を守り、グローバル・ガバナンスを改善するために共に努力していきたい。

バラクリシュナン氏は中国共産党創立１００周年に祝意を表し、中国が人類の発展史において巨大な成果を収めたことを高く評価し、シンガポールは中国と各分野の互恵協力を進めていきたいと表明した。

双方は、共に関心を寄せる国際・地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、世界は多極化に向かっており、国際関係も民主化を実現すべきだとの認識を示した。

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