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「対中関与政策失敗論」は歴史プロセスに対する無知 王毅氏

2020年 8月 5日22:34 提供:新華網日本語

5日、新華社の単独インタビューに応じる王毅氏。(北京=新華社記者/翟健嵐)

中国の王毅(おう・き)国務委員兼外交部長は5日、新華社の単独インタビューに応じ、米国のポンペオ国務長官が同国歴代政権の「対中関与政策」について失敗だったと述べたことに対する中国の立場を明らかにした。

王毅氏は次のように述べた。

いわゆる「米国の対中関与政策失敗論」は冷戦思考を復活させ、中米両国の数十年にわたる交流の成果を完全に否定するもので、歴史のプロセスに対する無知であり、両国の人民を尊重していない。このような「政治ウイルス」をまき散らすやり方は当然、米国内だけでなく国際社会からも疑問視され、批判されるだろう。

40年余り前、両国指導者が太平洋を越えて握手を実現した最も根本的な理由の一つは、互いに尊重し合い、求同存異(小異を残して大同につくこと)の原則を堅持し、双方のイデオロギーの違いを棚上げしたからだ。国交樹立から40年余り、複数世代にわたる人々の共同の努力を経て、中米関係は世界の中で、相互の融合が最も深く、協力分野が最も広く、共通利益が最も大きい二国間関係の一つとなった。

40年余りが過ぎた現在、両国は社会制度など多くの面で依然として全く異なっているが、これらの相違は過去、現在、将来にわたり両国が引き続き平和的に共存し、協力・ウィンウィンを進めることに影響を与えることはなく、与えるべきではない。双方は相手を変える必要も可能性もなく、相手国の人民による自主的な選択を尊重すべきだ。中国が収めた大きな発展の成果が証明しているように、中国の特色ある社会主義の道は中国に合っているだけでなく、世界にも恩恵をもたらしている。中国は引き続き中国人民の願いに沿って発展と進歩を続け、人類にさらなる新たな貢献をしていく。

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