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2019年 2月 19日9:35 提供:上海市観光局
春節連休が明け、航空券の割引販売が始まっている。Crtip、春秋旅行などの旅行会社によると2月9日以降人気観光地行き航空券の価格が通常の3割~5割引きとなっており、場所によっては春節前の7割引きも出ているとの事。三亜、昆明など特に人気のある観光地でも2割引きの特別価格も登場している。
情報によると、春節連休の後半には人気路線も価格が下がり、今年は連休前1週間に比べても多くの航路で航空券価格が下がっている。
三亜は今年の春節は一番人気のある目的地になった。春節1週間前には北京、上海などの主要都市からの航空券はエコノミークラスは基本的に完売、ファーストクラスとビジネスクラスしか空席が無い状況だった。しかし春節後半になると航空券の価格は70%以上下がることになった。
2月8日にCtripなど航空券予約サイトで検索してみたところ、2月9日出発分の上海から三亜への最安値は730元、3割から4割引きに相当する。2月15日以降で検索すると最低価格は280元と更に安くなっている。
Ctripのデータによれば春節明けは、三亜だけでなく青島、成都、昆明、杭州、西安、重慶等人気のある都市への航空券の価格も2割程度安くなっており、通常価格の2割程度の特価航空券も有る様だ。通常これらの都市へは最低でも航空券代が400元ほどになる。
このように、ピーク時を避けた旅行は航空券代が安くなるチャンスである。ハイシーズンに比べて出費を半分に抑えることも可能だ。2月の10大人気観光地と言えば西安、重慶、成都、三亜、昆明、杭州、南京、アモイ、ハルビン、珠海だろう。
また、間もなく日本は桜の開花の時期を迎える。日本への航空券販売も予約のハイシーズンとなる。2019年の開花予想も出され、福岡、大阪、名古屋、東京などの開花時期が3月末との事。Ctripによれば2月8日までに3月の日本路線の航空券販売数が以前の同時期に比べて70%増となり価格も上昇気味だ。
「ここ2年ほど、日本で桜を見ようとする中国人観光客が増えています。その為3月末から4月にかけては航空券の残りも少なくなっている状況です。一般的には一か月前に購入されることが多いので、日本で桜を見たいお客様は早めに航空券を購入して頂ければ売り切れてしまう事はないでしょう」とCtripの担当者は勧めている。