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今年の白木蓮は去年より早くの「目覚め」。気温と晴天が誘因。

2019年 2月 19日9:34 提供:上海市観光局

 申城の桜が早めの開花を迎えたが上海市の花である白木蓮も負けずと後に続いた。2月12日、記者は上海植物園内の植物大楼横に植えられている一株の白木蓮が一部枝先に「白い玉」を咲かせるのを見た。それだけでなく杜鵑山近くの白木蓮も咲いていた。白木蓮は通常3月上旬から中旬に開花する。

 上海植物園職員王玉勤さんによれば、上海植物園にある白木蓮は2月の末から3月の上旬に咲くものが多い。2017年には数本が2月17日頃に咲いたそうで、これは稀な事のようだ。今年はそれよりも一週間ほど早い。

 白木蓮の「冬眠」を打ち破るには気温5℃以上の日が数日続く必要があり、更に開花するには10℃以上の気温が続かなければならない。王さんは「2月3日から7日まで、上海の最低気温が5℃の日が続きましたからそれが白木蓮に開花時期を知らせたのでしょう。6日には春節時期には珍しく晴れましたから、つぼみが太陽を受けて開花が早まったのではないでしょうか。」

 しかし専門家によれば他の白木蓮の開花時期が早まるかどうかは気温に左右される為予想が難しく、現時点では不明であるとの事だ。また、白木蓮の個体によっても差異があり、例えば今年一番早く咲いた白木蓮は、昨年は開花は遅く控えめであったが、その分養分を多く蓄え今年は当たり年となったのか一番早く開花となった。