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わずか30分で上海各駅の春節帰省特別運行期間初日の鉄道切符完売

2018年 12月 28日9:45 提供:上海市観光局

 地元紙「労働報」の報道によると、12月23日は2019年春節(旧正月)帰省ラッシュ特別運行切符のオンライン販売ルートが開通し、わずか30分で、人気区間に向かう鉄道切符は「秒刻み」で完売した。これと同時に、当日「切符の団体割引購入(団購)」モデルにより事前に切符予約を行っていた出稼ぎ労働者も審査をベースとして、支払、切符の受け取りが可能になった。上海市の2019年春節帰省特別運行期間の初切符が発券されたことを意味した。

 12月23日、オンラインによる2019年春節帰省特別運行期間初日(2019年1月21日)の鉄道切符が発売された日で、各駅でオンライン販売の時間を異なる政策を開始した。上海駅では14:30、上海南駅では15:30、上海虹橋駅では13:30、上海西駅では16:00に発売を開始した。

 上海市から遠く離れた、出稼ぎ労働者の集中する里帰り期間は早くから始まるが、「出稼ぎ労働者」の出身地区の鉄道駅切符は「秒刻み」で完売。利用客の多い人気の目的地·四川省成都市を例とすると、鉄道切符公式販売サイト「12306」のシステムにおいて、2019年1月21日当日、上海市にある鉄道駅数カ所から出発する列車は合計12本、そのうち「動力分散式列車(動車)」高速列車は5本である。

 午後2時30分、上海駅の「オンライン切符販売」ルートが本格的に開通。記者はその時間にログインした。列車K290便を例とすると、1月21日8:51に上海駅から発車し、目的地の成都市まで所要時間33時間39分、23日付の普通席(硬座)切符価格は277.5元、普通寝台(硬臥)は480.5元、一等寝台(=グリーン車寝台、軟臥)は757.5元であった。わずか30分で、同駅から出発する列車5本の切符は完売し、一等寝台1枚の売れ残りもなかった。

 列車を運営する中国鉄路上海局集団有限公司は、次のように説明した。

 「春節前の乗客輸送において、雲南省·貴州省·四川省·重慶市などの従来の重点方向に向かう長距離乗客は事前に購入を開始する。長江デルタ地区の鉄道の2019年春節帰省ラッシュの特別輸送期間、鉄道発着客数は7,470万人、前年同期を390.8万人上回り、1日平均発着者数186.8万人と予測している。このため、鉄道部門では利用客の春節帰省の輸送力需要を満たすため往復251本の増便を計画している。」

 オンラインによる春節帰省特別輸送期間の初日の切符販売と同時に、23日は事前に申し込んでいた出稼ぎ労働者用団体切符の「個人切符」の予約販売が行われ、システムにおいて切符の手配に成功したショートメッセージを受け取った後、23日から26日23時までに最寄の市内各地の鉄道切符代理販売窓口(代售点)、或いは上海駅、上海南駅、上海虹橋駅の特別窓口で直接代金を支払い切符を受け取ることができる。これにより、上海市の2019年春節帰省特別運行期間の初切符が発券されたことを意味する。今年、鉄道上海駅では、企業団体合計966社、各組織団体183組から「オンライン切符購入」の審査処理事業の手続きを行ったことが判明した。

 特記すべきことは、12月27日から、鉄道部門では春節帰省特別輸送能力の一部の切符が不足ぎみの目的地を選択した長距離列車の利用客に対して切符補充購入サービスモデルを実施する。サービスモデルを試行する列車便は、春節前において、北京、滬寧杭(上海·寧波·杭州)、広東地区を始発とし、四川、重慶地区に向かう全ての列車。春節開けにおいて、四川、重慶地区を始発とし、北京、滬寧杭、広東地区に向かう全ての列車とする。利用客は鉄道切符販売サイト「12306」(携帯APPを含む)で切符を購入する際、「完売」であっても切符購入需要の意思を提出し、代金を前払いすれば、切符販売システムにおいてオンラインで切符購入待ち補充の自動手配が可能である。切符の払い戻し、行先変更などにより切符の販売提供が可能となったとき、システムが自動的に切符決算支払いを利用客に通知する仕組みになっている。

 鉄道部門では、多くの乗客に対し、オンラインでの切符予約販売を確認した上で、時間内にインターネットバンク或いはユニオンペイ(Union Pay、銀聯)での支払いが必要で、時間が過ぎた場合は予約が自動的に取り消される。当日予約を3回取り消した場合は、システムが暫定的に切符予約サービスを凍結し、翌日回復する仕組みであることを呼び掛けている。