ようこそ、中国上海!
2018新春

Home >> 新着 >> 観光

ベラルーシ、中国との観光協力拡大と両国国民の交流進展を期待

2018年 8月 13日22:33 提供:新華網日本語

中国とベラルーシ間で、一般旅券所持者に対する相互ビザ免除協定が10日、正式に発効した。両国の相互ビザ免除は、今年中国で開催の「ベラルーシ観光年」にとって重要な意味を持つ。ベラルーシ側は、この優遇策によりさらに多くの中国人旅行客に訪れてもらい、観光協力関係を通じて両国民間の相互理解を促進し、「一帯一路」構想の共同建設に関しても想いを共にできると期待している。

中国との観光協力関係強化と中国人旅行客の増加は、ベラルーシ全国民に共通した願い。ベラルーシのコビャコフ首相はこのほどインタビューで、相互ビザ免除制度によってベラルーシを訪問する中国人旅行客の大幅増加を期待すると述べた。

中国人旅行客を呼び込むため、ベラルーシ側は制度面で施策を実施した。両国が早い段階で導入した団体旅行客へのビザ免除制度のほか、2017年5月にはベラルーシ側が、ビジネス目的の一般旅券所持者の中国人に対して30日のビザ免除を実施、旅行あるいはビジネス視察の中国人を呼び込んだ。

政策面におけるサポートのほか、ベラルーシ側は実態に即した施策を実施し、中国人旅行客に便宜を提供している。ミンスク国際空港では全面的に中国語の標識とアナウンスを提供、ミンスクおよび他の都市の鉄道駅では中国語標識を増やし、観光地では昨年末から続々と中国語サービスを充実させている。「ベラルーシ観光年」の枠組みの下、ベラルーシは中国で複数回にわたり観光キャンペーンを実施し、中国人旅行客向けのオーダーメイドの旅行ルートを提案した。この他、ベラルーシ銀行は中国銀聯との協力関係を強化して、ベラルーシで銀聯カード発行を可能にし、同カードが使えるPOS機などを普及することで、中国人旅行客に買い物の便宜を図った。ベラルーシ銀行の現金自動預け払い機(ATM)でも昨年から中国語サービスを開始している。

中国の崔啟明駐ベラルーシ大使は、ビザ相互免除制度の発効で中国・ベラルーシ間の民間交流が深まり、「一帯一路」構想の枠組みの下で、両国民の思いはより深く通じ合うだろうとの期待を示した。ベラルーシを訪問する中国人旅行客の数は増加傾向にあり、昨年の旅行客の総数は延べ2万人に達し、2016年に比べ大幅に増加した。しかし、ベラルーシのスポーツ・観光省の関係者は、隣国ロシアを訪問する中国人旅行客数が毎年延べ100万人強に上ることと比較すると、ベラルーシにおける観光客数は依然として少なく、中国との協力関係は大きな発展の余地があるとの認識を示した。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。