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2018年 8月 12日11:03 提供:新華網日本語
中国とベラルーシの一般旅券所持者に対する相互ビザ免除協定が10日正式に発効し、ビザ免除で入国する中国人の第1陣がベラルーシの首都ミンスクの国際空港に到着した。
これら中国人は北京発の直行便で到着した。最初にビザ免除で入国したのは出張で訪れた男性。ベラルーシのスポーツ・観光省の高官が関連証書を手渡し、空港のスタッフが花束を贈った。
「両国の相互ビザ免除協定の発効は、両国の友好がさらに発展したことを物語るもので、ビザ免除政策により、両国の人的往来が一段と便利になり、両国関係の発展をさらに促すことになるだろう」と男性は語った。
またスポーツ・観光省の高官は次のように述べた。今年中国で「ベラルーシ観光年」が開催される。ベラルーシはインフラを引き続き改善し、中国人観光客のためにより多くの便宜を提供するつもりで、より多くの中国の友人が訪れることを望んでいる。
この協定に基づき、両国の一般旅券所持者はビザなしで相手国に入国できるが、滞在期間は30日以内。1年間の累計滞在日数が90日を超えてはならない。この協定は私的出国、ビジネス出張、海外旅行に有効。
中国大使館は、ベラルーシでの滞在が30日を超える場合やベラルーシに在住、留学、出張、メディア活動など、ベラルーシ主管部門の事前許可が必要な活動について、今後も入国前にビザ申請手続きを行わなければならないと中国公民に注意を呼びかけた。
ベラルーシはすでに中国人団体観光客に対してビザ免除政策を導入している。昨年5月、ベラルーシ側は公務一般旅券所持者に対し30日のビザなし入国の優遇政策を導入している。ベラルーシ側の統計によると、昨年同国を訪れた中国人は約2万人。
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