デイリー メールの報道によると、地質学者のアンドレス ルゾー氏は、ペルーのアマゾン雨林の奥深い地にあるとされる伝説の“沸騰する川”に自ら赴きその写真を発表した。実際、沸騰する川以外にも、母なる大自然が私たちに見せてくれる信じがたい自然の景観には砂漠の中の満開の花やレインボーユーカリなどがある。

　　インド洋のモーリシャス海岸で撮影された“水面下の渦巻き”。実際には渦巻きではなく、土砂の体積による目の錯覚である。

　　数十年前、わずか数人しかその目にすることができなかった真紅に輝く光線である。雷雨の間その姿を見れるのはわずか数秒。カメラマンは９万メートル離れた場所からその光景を写真に収めた。

　　カナダアルバータ州バンフ国立公園。水面に浮かぶ見たことのない海洋生物の姿は、実際は何千という氷結した泡である。

　　ニューサウスウェールズ州のある住民が交流サイトに載せた、天から我が家に落ちてきた数十万の蜘蛛の赤ちゃん。これは“天使の髪の毛”と名づけられた極めて珍しい自然現象とされる。現在まで科学者はこの現象を説明できていない。

　　天使の髪の毛はとても柔らかいため、地上に落ちるまでに目の前から消えてしまう。この現象は世界中で見られ、最も頻繁に現れるのは北アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、ヨーロッパ西部など。この神秘の物質がどうやって形成されたのか、その成分は何なのか―などについての証拠は今のところない。ある研究者は、蜘蛛や蚕に似た昆虫が出しているのではないかと考えている。しかしＵＦＯが現れたとされる場所で天使の髪の毛に似たものが見つかるという話もよく聞く。

　　タンザニアとケニアの境にある東アフリカ大地溝帯、ナトロン湖は最大の強アルカリ塩湖のひとつである。ドナリエラが発生することで湖の色が赤くなっている。ナトロン湖の中にはさまざまなミネラル成分が含まれているが、そのほとんどは周囲の火山からのものである。

　　アイルランド北部のジャイアンツ コーズウェーは４万もの玄武岩の柱からなっている。まるで映画のセットのようである。しかし実際は火山の爆発によってできたものである。

　　ハワイにあるレインボーユーカリは、人がその表面に色を塗ったように見える。しかし全くの天然である。レインボーユーカリの林に入ると、まるで童話の中に入り込んだような気持ちにさせられる。レインボーユーカリは北半球で自生する唯一のユーカリ属の植物で、黄色や緑色、オレンジ色といった、そのさまざまな色はまさに虹色である。木の高さは７０メートルにも達する。

　　直径数百メートルの雲の穴である。穴あき雲といわれる。天につながる門のようである。２０１０年にアメリカの科学者がこのなぞを解き明かした。プロペラ機やジェット機が通り過ぎたとき、周囲の水滴が氷結し、穴あき雲を作り、雨を降らせる。

　　(チャイナネット)