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中国人が次に“爆買い”する日本製品とは?

2016年 2月 22日11:18 提供:新華網日本語

  

  2016年2月17日、中国のポータルサイト・網易に、次に中国人による“爆買い”のターゲットになり得る日本製家電を紹介する記事が掲載された。

  中国人観光客による“爆買い”は数々のメディアで報じられているほか、昨年の流行語大賞にも選ばれるなど、すでに日本人にとって聞き慣れた言葉になっている。また、爆買いは中国でもそのまま「爆買」と訳され、ニュース記事やネットなどを通じて広く知られている言葉になっている。中国人はこれまで、日本製の炊飯器や温水洗浄便座などを爆買いしてきたが、そうした中国人が次に狙いを定めるのはどのような商品なのか。

  記事は、「民族的な感情を抜きにすれば、日本製の家電は確かに中国の先を行っている。彼らは細部にこだわって研究することで、消費者が直面する問題を解決している。ますます生活に快適さを求めている中国人の次の“爆買い”のターゲットになるものは?」とし、いくつかの製品を紹介している。

  まずは衣類乾燥除湿機だ。パナソニックやシャープ、日立などから関連商品が販売されている。衣類を外干ししなくてよいため、花粉やPM2.5などが付着することを気にする必要はない。また梅雨時や太陽光による衣類の変色が気になる夏、洗濯物が乾きにくい冬にも最適と、一年を通して使える。記事は、特に雨が多く、湿度の高い中国南部では需要が大きいとみている。

  次に紹介しているのが、株式会社MTGのシャワーヘッドObleu(オーブル)。特徴は50マイクロメートル前後の微細な泡をつくり出し、毛穴の奥まで汚れを洗い流せることや、40%前後の節水効果があることなど。同製品は2013年上半期ベストコスメ美容グッズ部門で1位を獲得している。記事は、「生活の質に重点を置いている女性消費者の購買意欲は相当高い」と分析。中国でもすでに代理購入などを通じて手にした一定のファンがいると伝えている。

  3つ目は布団クリーナー。中でも最も有名なレイコップ・ジャパン株式会社のレイコップは、吸引とUVライトで99.9%の除菌を実現するとうたっている。中国の大手企業はまだこの領域に注目していないものの、小規模のメーカーが製造した類似品はすでにネットなどで販売されているという。こちらも、生活水準の上昇とともに人気が出そうな商品だ。

  そして最後がホームベーカリーだ。近年、中国ではクッキーやピザをつくるためのオーブンが普及しているという。西洋式の朝食が普及している中で、ボタンひとつで手軽にパンを作ることができるホームベーカリーの需要は「ジューサーより低いはずはない」といい、「国内ではまだ少なく、爆発的に人気が出る潜在力を秘めている」としている。

  (Record China)