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今年の訪日中国人旅行者は400万人突破へ 個人旅行が拡大

2015年 10月 10日11:48 提供:新華網日本語

  

  中国で大型連休を海外旅行で過ごす人が増加するなか、今年の国慶節も日本がもっとも人気の高い海外旅行先となった。中央人民広播電台(CNR)のラジオ番組「中国之声」が伝えた。

  2014年に日本を訪れた中国人旅行者は延べ240万人に達している。15年には延べ400万人の大台を突破すると予想されており、日本にとって中国が最大の観光客源になる見通し。中国人観光客による日本での「爆買い」も衰えをみせない。調査によれば、中国人旅行者の消費予算は概ね2~5万元(約37~95万円)に上っている。

  

  国慶節連休中に、東京の新宿、渋谷、銀座は中国人観光客で溢れてかえった。一方、「爆買い」対象には変化が見られ、昨年末の「ウォシュレットブーム」が終焉。日用品や健康食品、家庭常備薬など、中国人旅行者の購入商品は多様化している。

  また、ツアーに参加せず、個人旅行を楽しむ訪日中国人旅行者も年々増加している。個人旅行とツアー客の割合は昨年が37:63だったが、今年1-8月は50:50に変化。個人旅行が拡大するにつれ、東京、大阪、京都など従来の観光ルートから外れた観光スポットを訪れる中国人旅行者が増加しつつある。11年に震災で大きな被害を受けた東北地方もその一つという。

  (チャイナネット)