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【中日対訳】中国観光客市場の開拓に向けて日本関西鉄道会社が上海でPR

2017年 4月 21日16:25 提供:東方ネット 編集者:曹俊

報道陣が殺到する近鉄ブース

  歴史文化にあふれる京都·奈良、日本の大都市である大阪·名古屋、桜で有名な「吉野」、雪の「御在所」、『華麗なる一族』で描かれた伊勢志摩など、日本の関西地方には独特の風景が溢れている。近畿日本鉄道株式会社(以下「近鉄」)に乗るとこれらの景色をすべて見て回れるとあれば、日本関西「フリーツアー」の旅行者にとって、これがファーストチョイスになるのは間違いない。日本の近鉄は中国観光客市場の開拓のため、20日に開幕された第14回上海世界旅游博覧会(SWTF)の日本館でプランニングを強くアピールした。

 近鉄ブース

優待共通乗車券、無料公共Wi-Fiで旅行を満喫

 近鉄鉄道本部企画統括部部長の上林寛和氏の紹介によると、近鉄は大阪·京都、奈良、名古屋、三重をカバーする鉄道会社である。1日パス、2日パス、5日パス、5日パスPlusの4種類の乗り放題乗車券が含まれるKINTETSU RAIL PASSを売り出している。これらを使えば訪日観光客、特に自由旅行を好む旅行者の手間や時間が節約できるだけでなく、気軽に、そして自由に大阪、奈良、京都、さらには三重や名古屋等の名所旧跡の旅を楽しむことができる。

 同氏によると、近鉄では海外からの観光客を悩ますネット問題を解決するため、2017年1月末までに、29の主要駅で相次いで「KINTETSU Free Wi-Fi」を開設した。駅でスマートフォンを開き、「KINTETSU Free Wi-Fi」ネットワークを選べば、中国語で簡単に「KINTETSU Free Wi-Fi」の利用登録ができる。また、ビザ、マスターカード、JCBロゴのあるクレジットカードでは、オンラインで「特急券」を購入できる。ただし購入の操作案内はまだ英語と日本語のみとなっている。

SHIMAKAZE外観

中国からの訪日旅行に期待

 中国の訪日観光客、特にツアーに属さない個人旅行者の増加に伴い、KINTETSU RAIL PASSの発売も前年比230%と最大の伸び率となっている。

 上林氏は「2017年は個人旅行客が最も多い上海を中心に、鉄道パスのPR活動を進めていきたい。中国観光市場をより深くより広く切り開くことを目指している」と述べた。

(曹 俊)