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瀬戸内海ルートの旅を体験しよう

2016年 4月 1日10:19 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 大部分の中国人観光客にとって、日本の瀬戸内海は見知らぬ所だが、実は自然素朴の場所こそ日本人のリゾート名所だ。瀬戸内海は、本州、四国、九州に挟まれた内海、広島県、岡山県、兵庫県、香川県と愛媛県に囲まれ、東西に450km。

 日本観光を期待する人は全部で東京、大阪、京都など人気都市に集まらなくて、時には新しい目的地を探してもよさそうだ。今回は瀬戸内海ルートの人気スポットを見てみよう。

 愛媛県

 松山のほぼ中心、勝山山頂に建つ名城。標高132mの勝山の山頂に佇み、市内のほとんどの場所から目にすることができる。姫路城·和歌山城とともに、日本三大連立式平山城の一つとして数えられている。慶長7年(1602年)に賎ケ岳七本槍の1人加藤嘉明によって、築城が開始され、20年以上かけて完成。

 夏になると、滑床渓谷がいい選択

 四万十川の支流である目黒川の上流に広がる大渓谷。侵食によって洗い清められた花崗岩の滑らかな河床が特徴で、千畳敷や出合滑と呼ばれる広大な岩肌を、清流が止めどなく流れる美しい光景を見ることができる。

 道後温泉

 道後温泉のシンボルとして存在。明治27年に建築された三層楼のどっしりしたもので、平成6年12月国の重要文化財に指定された。近代的なホテルや商店街の中にあって、ひときわ風格ある姿を誇っている。

 入浴コースには4種類あるが、神の湯2階席は55畳の大広間に案内され、ゆかたを貸してくれ、湯上がりには炭火で沸かしたお茶が、天目茶碗にのせられた砥部焼きの湯飲みで出てくる。また、皇室専用の浴室又新殿や、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」の見学ができる。

 愛媛名物の蜜柑と鯛めし

  日照と水はけに優れた段々畑は、糖度の高い柑橘の栽培には適していた。

 しまなみ海道

 愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ約60kmの西瀬戸自動車道の愛称。日本のエーゲ海とも称えられる美しい瀬戸内海に浮かぶ島には、個性的な9本の橋が架けられている。各橋には、自転車歩行者専用道路が設置されていてウォーキングやサイクリングを楽しむことができる。

 岡山県

 倉敷美観地区:白壁や格子窓の町や蔵が並んでいる情緒あふれる町並みが素敵な倉敷美観地区。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。大原美術館をはじめ、民藝館、考古館、郷土玩具館など文化的施設も多く点在している。

 岡山後楽園

 日本三名園のひとつで国の特別名勝。岡山藩主池田綱政公が家臣の津田永忠に命じて造らせ、14年の歳月を費やして、元禄13年(1700年)に一応の完成をみた江戸時代を代表する庭園。四季の花々が季節ごとに美しい表情を見せてくれるほか、昔を今に伝えるさまざまな行事も行われる。

 広島県

 安芸の宮島」こと嚴島にある嚴島神社。

 世界遺産にも登録されており、年間を通して多くの観光客が国内外から訪れる。

  平安時代に平清盛により造営されたと言われています嚴島神社では、当時の建築様式であった「寝殿造り」を取り入れた社殿が海の上にあり、潮が満ちると海に浮かんでいるように見え、幻想的な雰囲気につつまれる。