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中国版「プロデュース101」が話題 練習生王菊:アイドルの基準はない

2018年 6月 1日9:41 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 韓国の音楽専門チャネルMnetの代表的なサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101」と日本のAKB48のコラボ企画である「プロデュース48」が来る6月に放送される予定で、日韓コラボプロジェクトとして大きな期待が集まっている。

 この一方で、中国のテンセントが最近、韓国Mnetから正式に版権を購入して制作した番組「創造101」(中国版プロデュース101)も話題になっている。

テンセントによる「中国版プロデュース101」

 プロデューサー代表兼MCは、韓国アイドルグループ「EXO」を離れたタオ(黄子韜)が担当する。ボーカルトレーナーは張傑(ジェイソン·チャン)と陳嘉樺(エラ·チェン)、ダンストレーナーは王一博(YiBo、UNIQメンバー)と羅志祥(ショウ·ルオ)、シンガーソングライタートレーナーは胡彦斌(アンソン·フー)がそれぞれ担当する。

プロデューサー代表兼MC、黄子韜

 「創造101」は、韓国の「プロデュース101」シーズン1と同様に女子練習生を対象とし、視聴者投票で最終的に101人の練習生から11人を選出してガールズグループとしてデビューさせる。中国のガールズグループが不振にあえいでいる中、この番組は様々な話題を巻き起こして社会の注目を集めている。

 メンバーのうちで、色白ではないぽっちゃりタイプの練習生の王菊は、脱落の瀬戸際に追い込まれたことが人気の急上昇を呼び、これが中国のSNSで話題となった。この番組を見たことがない人でさえ王菊という名前を知るようになったほどだ。以前モデルマネージャーやヘッドハンティングなどの仕事を務めた王菊は、見た目の理由で「ガールズグループに向いていない」と評された。だが、2回目の放送の時に、ある練習生の退出について「諦める人もいるかもしれない。でもこれこそが私が夢の中でも追い求めるものだ」と語って、その素直さと成功への野心が多くの視聴者の心を捉えた。

練習生王菊

 または、王菊は番組で「私のような人はガールズグループに向いていない、と言われています。でもガールズグループって基準でもあるのでしょうか?私はいわゆるアイドルの基準とか要求とかは一切気にしません。トレーナーと観衆の皆さん、皆さんには中国のトップガールズグループを再定義する権利があります!」と述べた。観衆のひいきに迎合しない態度が彼女の独特の魅力とされ、応援団も恐ろしいほどのスピードで拡大し、各SNSを占領した。

人気トップ3の練習生:孟美岐、呉宣儀、楊超越(左から順に)

 その一方で、人気トップ3の練習生である孟美岐、呉宣儀、楊超越は色白で可愛く、いわゆる主流的な審美眼に合うタイプと言われる。しかも孟美岐と呉宣儀は韓国のガールズグループ「宇宙少女」のメンバーとしてすでにデビューした。これから番組の行方はどうなるのか、最終的に誰がガールズグループに入るのか、ますます目が離せなくなっている。