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万博博物館が5月1日にオープン

2017年 4月 26日13:19 提供:東方ネット 編集者:曹俊

  

  5月1日、万博博物館が正式オープンし、上海にまた新たな文化的シンボルが加わる。

 万博博物館は上海黄浦江に架かる盧浦大橋の近くの旧上海万博浦西パーク内にある。2013年12月30日に着工し、敷地面積は約4万平方メートル、延床面積は約9万平方メートル、地上6階、地下1階の上海浦西地区で最大の博物館となる。

 館内に入ると最初に目の前に大きく広がるのが「歴史のヴェール」と「歓喜の雲」。「雲」は3730枚の透明な三角形のガラスからなり、3本の柱が空中廊下を支えている。その先の800平方メートルの歩道では陳列展示が行われ、それが屋上の庭などの機能区につながって、独特な空中特別展示エリア「クラウドホール」を形成している。

水晶宮模型

 

コンセプトカー「葉」

 万博の歴史を理解したいと思うなら、常設ホールの見学は外せない。ホールは8つあり、第1~第4では1851年から2008年までの万博の発展と歴史、第5~第7は2010年の上海万博、そして第8ホールでは2010年以降に行われた万博について展示している。いずれのホールも大量の貴重な史料を有し、模型やマルチメディアのインタラクティブな展示手法を駆使して、当時の素晴らしい様子を再現している。

 

  同館には現在18784点の収蔵品があり、これらは順次展示されたり、研究、教育などに利用される。例えばクリスタルパレス(水晶宮)の模型は1851年のロンドン万博の会場を100分の1の大きさで再現した模型で、有機ガラスと金属で作られている。また電気自動車という先進的な環境理念で導入された上海万博のコンセプトカー「葉」や、圧倒的スケールで入場者の心をとらえた『清明上河図』、当時を彷彿とさせる上海万博のジオラマ模型など。人々はこの博物館で万博の歴史に触れられるだけでなく、新たな魅力を発見することもできるだろう。

  

見学コース

 

(編集:曹 俊)

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