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第四回 私の留学生活
2003年 4月 20日15:40 / 提供:

     甘泉中学日本語教師 宴洪イン  

 日本にきてから既に二ヶ月が経ちましたが、いろいろ考えさせられました。生活上のことを述べますと、外務省から募集された長期青年研修生として今は未だ日本語を勉強する身です。すなわち毎日9時30分から12時までと、午後3時から4時まで「聞く、読む、話す、書く」の学習生活をしております。

 一番好きなのは討論の授業で、例えば、「にぎやかな婚礼」という課題がだされたて、皆自分の国の婚礼の風俗についてよく調べ翌日自分の作った文章をクラスで発表したり、クラスメートと討論したりします。私たちはさまざまな国から来ているので、他国の人からいろいろ面白い話を聞くことが出来ます。例えばモンゴルは婚礼の時に新婚夫婦は車とか新しい部屋とか貴重名送り魔のがもらえるそうです。討論を通じて視野も広くなるし、まるで暗い部屋にながく閉めしこもつていた人が突如として窓を開かれたのに気付く、そんな雰囲気が感じ取れるのです。「世界は小さい、世界は丸い、世界はただ一つだけ」という歌がデイズニーランドで放送されています。その歌詞の内容は今まで脳裏に残っています。

  毎日、授業―宿題―授業というスケジュールの繰り返しで、まるで学生時代に戻ったみたいです。教師を1年間経験しましたので、先生の気持ちはよく分かっているつもりです。だからなるべく先生の気持ちを配慮してまじめに勉強する酔う心掛けています。  

 寮に帰って宿題を終え、楽しいテレビを見ます。授業では辞書体ばかり出てきますが日本語は本からだけではなく生活を通して勉強するのは誠に有益で楽しいキのです。  

 中国のテレビはドラマが多いのですが、日本はちょっと違って娯楽番組が多いようです。また日常生活と密接にかかわっています。知らない単語に出てくろうと電子手帳で調べ、だいたいの勘でテレビを見ています。テレビ番組からいろんなことを学ぶことが出来ます。その他のことからも中国途の違いをよく感じさせられます。私はこの八ヶ月間の体験を大切にしなければならないと思っています。