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第八回 ある上海中学生の訪日日記(上)
2003年 10月 22日9:51 / 提供:

                            朱前融

 2003年9月30日〜10月7日、宋慶齢基金会の「中国中学生訪日交流団」は日本に赴いた。交流団の顧問は楊紹明・宋慶齢基金会の副主席で、団長は林衛国・宋慶齢基金会弁公室主任だ。交流団24人のうち、学生は15名。12歳の本日記の作者は最年少で、みんなに「朱ちゃん」と呼ばれている。

                     2003年9月30日

 予定では9時20分に首都空港から離陸するはずだったが、飛行機が遅れ、9時50分に離陸した。午後2時20分頃日本関西空港に到着したとたんに、クラク学校へ出発して歓迎会に参加した。日本語は分かりませんが、みんなの熱情溢れる姿や表情から、「いらっしゃいませ」と歓迎してくれているのがよく分かりました。

 その晩は、兵庫県県立綜合スタジアムの寝室に宿泊した。

                       10月1日

 午前中は、コンピューターの組み立てや茶道の見学。日本の先生と学生が教えてくれたが、わが団の高校生はみんなコンピューターが得意なので、ほんのわずかな時間でコンピューターの組み立てを完成した。日本人の先生も学生もみんな「不思議、不思議」と賞嘆した。このような情景を見ると、本当に嬉しい。茶道の見学には、茶道の先生の指導で、見学しながら日本文化も吸収出来た。

 午後は「環境保護講座」だ。日本の先生からいくつかの環境保護用品の紹介があった後、ごみ処理工場の見学に行った。ごみ処理のプロセスが展示してあった。日本の環境がこんなにきれいなのは、環境保護のおかげでしょう。

                       10月2日

 午前中は松下技術館と三洋博物館の見学。ハイテクを使用する未来生活を体験。

 午後、日本造幣局を見学。

 (翻訳 楊李)