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第十九回 花と刀:日本の秘密と恥――華人の目から見た日本の文化(上)
2005年 4月 4日10:02 / 提供:

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 近頃、日本の教科書問題と竹島の領有権をめぐって、日韓関係は緊迫している。インターネット上で、日本が国連の常任理事国になることに反対するために連署署名している。しばらくは、日本が各方面の焦点になる。記者は数名の文化界の人士は日本の文化に対する見方に耳を傾けた。

小泉議員と小泉首相 

 「ある時小泉純一郎首相、私と私の後援会の会長(日本の保守党前の党首の野田毅)が一緒に酒を飲んで時に、小泉首相が靖国神社を参拝することを話し出した。首相になる前に、小泉氏は衆議院と参議院の中で唯一の靖国神社を参拝したことがない人で、これは日本の国会30年余り以来珍しいことだ。」3月25日晩、中国戲曲学院のレコーディング室で、呉汝俊氏はこのように思い出した。 

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隣国の反対を考えず、靖国神社を参拝する小泉首相

 「アジアの最後に男旦」と称される呉汝俊氏は、南京生れで、中国戲曲学院を卒業して、もとは中国京劇院の役者で、1989年に妻の陶山昭子を連れて、日本に住んでいる。小泉純一郎議員は次から次へと靖国神社を参拝する小泉純一郎首相になる。「彼は何人かに順応する」呉氏は言って、「彼が第1回と第2回の参拝する時、情報がすべて伝わってきていないで、メディアの報道がなかった。後からのはもうだめで、メディアが締めて噛んだ。「亡霊を弔うことで、戦犯に礼拝するのではない」が何度も小泉氏が靖国神社を参拝する行為の口実になる。これに対して、評論は、靖国神社の中に普通の‘戦死者’があるだけではなく、戦犯もいて、このような口実を使って、世界の人民、特に侵略される国民の感情と知恵を侮辱しているのではないか、と鋭く指摘していた。

 「小泉さんは孤立してはいない。」15年来中国人労働者が日本に賠償請求する花岡事件を最初から追跡している中国の作家髫子は、「その年に、積極的に華人労働者の訴訟に支持した日本衆議院の議長土井たか子が今すでに隠居していて、参議院議員田英夫もすでに引退して、日本の政界の左翼である社民党が衰えた。小泉さんが政権を握ってから、日本の政界はいくつかの戦後派政治家が現れた。彼らは日本の政界に中枢的地位を占めている。小泉純一郎(1942年)、前外相田中真紀子(1944年)、自由党代表の小沢一郎(1942年)など60歳に満たない政治家が日本の政治界の中心人物になっている。1990年代、日本の政界は新旧の政治家が交替する時期にあって、新世代政治家はそれから才能がすべて現れて、急に旧体制の下で実権を持つあるいは実権に接近している政治家を代わった。」と述べた。

 新世代政治家が頭角をあらわすと同時に、1990年代から、今なお続く経済の低迷が始まった。北京大学の教授王新生氏は、後述のように日本の新世代政治家をまとめる。「これらの経済高度成長期に成長した政治家は、彼らの歴史観、価値観、政治観、国際観など、すべて日本の一世代上の政治家に比べて、とても大きく異なっている。彼らは戦争の罪悪感を対外関係に絡ませることが少ない。彼らはある特徴があり、すなわち、国内外の強烈な批判している世論に気兼ねせず、我が道をいく。例えば教科書問題と靖国神社参拝問題によって、一部の有権者の支持を引き入れるように、小泉純一郎さんは強硬な態勢を構える。彼らも隣国との友好を主張しているけれども、しかし個人的色彩が一層強い。」