有名な日本の作家・渡辺淳一氏が16日午後、上海図書フェア・東方ネットチャットルームでネット利用者と交流した。チャットの中で渡辺氏は、「50歳以上違うね。恋をするかもしれないじゃないですか」「そうすると、亭主関白じゃないでしょうか」「その不倫がいけないと言わなくて・・・」など、問題に素直に答えて、年を取っても恋愛もできると指摘した。同じ年齢層の人々に関心を持ち、若々しく生きている。
終わった後、渡辺氏は図書フェアのサイン会に加わった。
渡辺プロファイル
渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち、1933年10月24日 - )は日本の作家。北海道上砂川町出身。1958年札幌医科大学医学部卒業。医学博士。 1964年札幌医科大学助手、1966年同大医学部整形外科教室講師。同大学の和田寿郎教授による和田心臓移植事件を題材にした『小説・心臓移植』(1969年3月。後に『白い宴』と改題、角川文庫)を発表し、大学を去る。1970年、37歳の時に総理大臣寺内正毅をモデルとしたとされる『光と影』で第63回直木賞を受賞し本格的に作家活動を開始した。
現場に到着した渡辺氏
マイクの点検
受賞歴 [編集]
1965年(昭和40年) 第12回新潮同人雑誌賞 - 『死化粧』
1970年(昭和45年) 第63回直木賞 - 『光と影』
1979年(昭和54年) 第14回吉川英治文学賞- 『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』
1983年(昭和58年) 第48回文藝春秋読者賞 - 『静寂の声 ― 乃木希典夫人の生涯』
2001年(平成13年) アイスランド隼勲章騎士章[1] 2003年(平成15年) 紫綬褒章
渡辺氏はMCと交流している
抜粋
MC:渡辺さんの作品で、愛情という物語が多いですが、愛情がどんな意味、簡単に説明していただけませんか。
渡辺:男女の愛はね、人間が生きていれる一番原点でね、一番大事なものです。それら、生き甲斐もいっぱいあるんね。これは、男と女一番の、また、それによって、人間がね、うまれて、栄えてきたもの、一番大事な、一番原点だと思う。
MC:奥さんは、渡辺さんの本を読んでから、あっ、自分体験したことじゃないかなぁと質問よくかけますか。
渡辺:そんなことは関係ない。家庭がどうなったら、僕は表現したいものを表現し、それで家庭はだめになったらだめになっていいの。それぐらい気にしたら、小説は書けない。
MC:そうすると、亭主関白ではないでしょうか。
渡辺:そういう問題じゃない。そういう俗な亭主関白じゃない。表現者って、小説の表現者って、そんなものを越えて、やお自分のものを表現するのは大事なんですね。そういう当たり前の俗の世間を言わないでほしい。
MC:中国の魯迅さん、知っていますか。
渡辺:知っています。有名です。あの人も医学から文学に。
MC:渡辺さん、美人が好きですか。
渡辺:あのうねぇ、僕は美人が好きとかそういうことじゃなくて、その人を更に僕ねぇ、好みの女性に描いてきたい。それが恋愛人だね。だから、理想の女性と男性はいない。だけどね、恋愛する人ね、お互いに自分のすきな理想の女と男を描いていくのが恋愛っていうものだ。最初からできあがった人、それは恋愛じゃない。
動画
<http://imedia.eastday.com/node2/node612/node623/node630/userobject8i272129.html>
(鄒トウ 写真も)