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中国は茶の故郷である。最初の茶樹は中国の四川省の南部で発見された。その他に、中国で野性の茶は江南や雲南、四川、江西、広東、広西ど多くの地方に分布していた。
中国人は一番早く茶の効用を知っている。茶の文化は長い歳月の中で人々の実践を逐次形成されてきたものであり、各地それぞれの歴史がある。中国で最も早く茶を飲み始めたのは長江上流の巴蜀とされる。清の時代の顧炎武の「日知録」には「秦は巴蜀を滅ぼして、茗飲のことが始まった」とある。このことから分かるように秦は巴蜀の品物中に茶があるのを知っていたはずである。
中国の喫茶史は今から三、四千年前に遡ることができ、巴蜀は中国の最初の喫茶地とみなすことができる。中国は広い国で、西南地域で始まった茶事は実は長い歳月を経つ、最後全国に伝わったのである。春秋戦国時から前漢末期にかけて、中国では幾度もの大規模ば戦争が起った。そのため、人口の大移動をもたらした。とくに秦が中国を統一したあと経済や文化の交流が盛んになり、茶の栽培や加工、飲用法も全国各省にひろまった。
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