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第二十二回 上海:ヒツジ年、「羊毛」(ウール)衣料品が人気
2003 -5 - 26   9:45

 今年はヒツジ年にあたり、上海の衣料品市場では「羊毛」(ウール)衣料品が人気を集めそうだ。

  まず、男性から女性へのプレゼントとしては、ガールフレンドにウールのマフラーを贈るのが一番喜ばれる。たとえ、その女性がすでに何本かのウールマフラーを持っていたとしても、とりわけ未年に男性からプレゼントされるウールのマフラーに、女性は格別の想いを持つものである。

  次に、上海市内における各大手デパートのベット用品の売り場では、これまで綿製品が売り場では主流だった。ところが、今年の春節期間中、ウールベット用品が主役を演じるようになった。繁華街南京路にある「華聯デパート」のベット用品の売り場では2002年ウールベット用品のブランドが1社しかなかったが、今年は既に4社に増えた。しかも、売れ行きが好調。4社のブランドについて、月の販売額は最高20万元(約300万円)、最低10万元。同カウンターの支配人宋志祥(49)氏は「今年春節期間中、販売されたウール蒲団カバーやヒツジの飾り物などの売上げは50万元以上に達し、近年来最高だ」と喜ぶ。また、紹介によると、ウールベット用品は3種類に分けられる。一、ごく普通なのはウール地ネル製品だ。価格は300元から1000元まで、高級品ではないとは言え、保温性や吸湿性などが優れているため、今年の春節期間中、もっとも普通の市民の人気を呼んだ。二、砕かれたヒツジの毛皮製品で作ったベット用品は春節期間中もよく売れているという。同素材で作ったものは製造プロセスが複雑で、柄の装飾性が強いという特徴を持っている。三、最も高級なのは「皮形」(一枚一枚破損なく完全なヒツジ毛皮)で縫製されたベット用品だ。一枚の価格は数千元にも達し、オーストラリアから輸入した「皮形」がもっと高い。しかし、それを欲しがる客は後を絶たないと言う。2月19日に、同デパートに再び出向くと、ウール蒲団カバーが全部売れ切れていたので、人気のほどが伺われる。

                                              ( 作者:章坤良 写真も )

 
 
 

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