杭州の「女性街」に並ぶ婦人服は、「上海の商品に劣らない」という。

「女性街」、すなわち武林路と風起路の交差点を中心にして十字に広がる全長１．８キロの「武林ファッション婦人服」である。９４年頃に１０店舗ほどでスタートした婦人街は、それぞれに独自のデザインを持つ婦人服専門店が集まり、いまでは４００店がこの並びに沿って店を開いている。「藍色傾情」「古木夕羊」「江南布衣」などの地元ブランド店が立地の良い場所を占めている。また、カジュアル衣料を売り物にしている「恩曼琳」や「影人」などの店は人気えお集めている。「跳舞男孩」や「跳舞女孩」は前衛的なデザインで、若い人の人気を集めている。また、武林服装城は「女性街」の中心部にあるファッションモールで、杭州だけでなく上海や広東、香港、それにマレーシアの商品が販売されている。また、「女性街」には豪華な唐装を扱う店もある。４０歳代の女性に人気があるという。高級品を扱っている「唐煌」では、純綿の日本製品（約７，０００円）もよく売れているとしている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（作者：章坤良）