ウォーキングは内臓脂肪を減らすって本当ですか? 最近では内臓脂肪に関する研究も次第に多く行われていますが、その結果、内臓脂肪の蓄積が多くなるほど代謝異常が起こりやすいことも分ってきました。内臓脂肪増加型肥満は糖や脂肪の代謝が悪く、高脂血症などの病気にかかりやすいですが、運動を行うことにより内臓脂肪の減少に比例して血液中のグルコース、インシュリン、総コレステロールが減少していることが明らかになりました。内臓脂肪が減少すると糖や脂肪の代謝が改善されますから、体脂肪率も下がり正常に代謝が行われるようになります。
良い歩き方とは? 一般生活の中で同じ歩行を行う場合、背筋を伸ばし前方をしっかり見る」などをポイントにして頂ければ結構です。惰性よりも自ら前に進む感じが良いでしょう。このことにより必然的に筋肉繊維が鍛えられ、消費カロリーも高くなります。
ウォーキングのスピードはどれくらいが目安ですか? スピードに関しては個人差によって歩幅に違いがありますから、一概には言えませんが、なるべく大股で他人を抜かすくらいが良いでしょう。普通に歩いた場合でも効果は期待されますが、若干、速めのほうが同じ運動時間でも汗のかきかたや体の温まり方に違いが現れます。
ウォーキング効果が発揮する時間帯とは? ウォーキングの効果的時間帯として午前11時くらいという説もありますが、多数のデータを分析しても数値がバラバラであり、信憑性に欠けております。又、午前11時といっても職業をお持ちの方、主婦の方などの忙しい方には、まず難しいですね。このことから時間帯に拘らず自分のスタイル、環境に合わせた運動が最も適していると判断できます。
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