新しい家に引っ越すと必ず必要なのが大型家電製品や家具です。中国でも雇用対策や景気浮揚策に公共事業と並んで住宅産業が最優先されるのはこうした産業全体への波及効果が高い為です。
それでは実際に上海で建築面積約120平方メートルの3LDKを購入した場合、どのくらい出費を覚悟しておけば良いのでしょうか。 具体例を下記に示します。
東芝エアコン3Kw1台 シャープ2.2Kw2台 |
計13,500元 |
テレビ(29インチ平面トリニトロン1台、25インチ中国メーカー1台) |
計10,800元 |
松下300リットル冷蔵庫1台 三星90リットル1台 |
計6,000元 |
ケンウッドCDステレオ |
計3,980元
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照明器具8点
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計15,350元 |
電子レンジ、洗濯機、皿洗い機、電話機ほか数点 |
計5,560元 |
牛革張りソファー4点セット |
計7,800元 |
ダイニングセット |
計1,890元 |
サイドボード |
計2,500元 |
ダブルベット |
計2,780元 |
ライティングデスク |
計980元 |
カーテン |
計2,640元
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合計71,000元 |
日本円で約100万円ですが全て設置費用込みです。但し上記の例では引き渡し後の内装工事に約10万元掛けており合計すると日本円で250万円ほど掛かったことになります。見た限りでは日本の5、6千万円クラスの高級マンションのモデルルームを見ている様でした。但しそれもドアの中だけであり一歩外に出ると共有スペースに下着が干して有ったり、新築なのにタイルが剥がれ落ちていたり、このあたりがやはり上海なんですね。
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