董晨悦

　出稼ぎ労働者、中国語によれば「農民工」である。出稼ぎ労働者があるため、新中国の建設に充足的な労働力を保証していた。では、中国社会における特徴現象としての出稼ぎ労働者は一体どうして出現したのか。ここで、討論しよう。

　資本は必ず労働力を結び付けてから、価値を創造することができる。何千年以来、中国における資本は主に自然資源（土地、河流などであるため、転移不可）の表現形式として存在してきており、そのため、労働力は資本との結合を追いつける過程中、自然資源原則を遵守してきた。中国の労働力分布も明らかな自然資源ロジックがあり、中国労働力の数量は大体農民の形式として存在してきた。改革開放以後、工業資本は大幅に強化となった。近年、外資の導入及び国際産業の転移は中国資本の存在総量の内に、工業資本が絶対的な優勢地位を占めさせた。工業資本は自然資源と比べたら、比較的に転移性があるが、転移コストが高いし、資本が高い利潤を追いつけるロジックと符合しないため、労働力は資本と碁を打つ際に中、資本を追いつけなければならない。

　なので、実には、出稼ぎ労働者問題は労働力分布と資本分布の矛盾の産物であり、中国が経済工業化の過程中の必然産物である。中国労働力と資本の分布は明らかな都市?田舎の二元構成と地区分布不平均問題がある。労働力は農村と内部地区に集中しているが、資本は主に都市と東南沿海地区に分布しており、かなり強い専用性がある。厳格な戸籍管理制度は更なる人口の流動を制限した。経済発展の初期には、都市と東南沿海地区の労働力は資本の需要に満足できたが、資本の増加に従い、労働力の供応がますます不足となった。一方で、農村と内陸地区においての労働力は過剰したため、農民が都市に入って、労働力供応不足を解決することは唯一の方法と形式なった。

　それで、上世紀の90年代から、出稼ぎ労働者は中国社会における一種の特殊な現象となった。

  ところが、近年出稼ぎ労働者不足問題は新たな問題として現れてきており、多数の企業に困らせている。企業は賃金の上昇、工作環境の改善及び工場の転移などの方法により、問題を解決しようとしたが、効果がなかなかなかった。

　一体、要因はどこにあるのか。来週に分析しよう。