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「SK−U」事件 止まれない「政冷経熱の日中関係」
2006 -9 - 28 17:10

董晨悦

 

9月14日、中国国家質量監督検験権疫総局は、「日本からのSK−Uブランドの九つ化粧品から、禁止されている成分が含まれている」と発表した。それによれば、SK-U製品は中国の『化粧品衛生標準』に禁止されているクロムなどは使用しているという。そして、国家質検総局は正式に日本政府の主管部門および日本大使館に通知して、品質管理の強化と中国国家基準の遵守だと要求した。

 

これに対し、主人公としてのP&Gグループは9月15日、中国の報道に対して、「すべての製品について、報道された成分を配合していない」との反論を発表した。しかし、同時に、北京、上海、広州などの一部化粧品店舗において、消費者への配慮から、指摘を受けた「SK−U」製品を撤去、返品・返金に応じる決定を行っている。

 

  現在、中国の百貨店などでは、SK-U製品が既に撤去され、消費者からの返品も受け付けた。この前、日本は中国に「残留農薬規制」を発動したことがあるから、今回の「SK-U事件」は中国から日本に対する「報復措置」との見方が広がっている。「ポスト?小泉」における中日関係の好転を期待する声が高まっているのに、この「事件」は中日関係へ悪影響を与えた。

 

 「SK−U」ブランドはマクスファクタージャパンのブランド商品であり、内外で高い評価を得ている。特に、香港ではトップブランドとして人気があり、大陸にも人気のあるブランドである。

 

 9月15日、政府からの指令によれば、指摘された化粧品が店舗から撤収され、販売を中止されるべきである。しかし、最初の何日間に、いくつかの「SK-U」店舗をみると、「SK−U」製品は売られており、店員も「我々の商品は品質の問題がない」と答えた。

 

まず、今回の「事件」を放置しており、今年の5月に、日本政府は残存農薬規制強化を施行し、大幅に中国からの農産物輸入を減少させた。9月13日、中国質検総局は、「6月以後、日本から輸入した冷凍食品から、基準を超える食品保存料や細菌が確認された」と発表したことがある。今回の「SK−U」問題に加えて、残存農薬の処置に対する「報復措置」という見方が広まっている。

 

このような貿易上の「報復合戦」は既に初めてではならず、五年前、日本政府は中国からのネギ、イグサへセーフガードを発動してから、中国はすぐ日本からの自動車、携帯電話およびエアコンに100%の高関税を実施した。「政冷経熱の日中関係」を再度に提出しなければならないと考えておる。

 

9月25日、日本の「小泉政権」が既に終焉し、「安部政権」が発足した。靖国問題への懸念が注目されておると同時に、「SK−U事件」が早速に両国の目の前に横にした。日中関係の改善が期待されている人民にとって、なんとなく心配しになった。

 

 今回の「SK−U」問題が「政冷」の比較的に集中的な表現であると言ってもいい。中日関係が徹底的に改善するまでに、このような問題がまた発生する可能性が高いと思っておる。メーカーにとって、様々な現状が誰も解決できない背景には、他人に「口実」をあげないように、自らの製品の品質を高めることは唯一の方法であろう。

関連報道:

http://jp.eastday.com/node2/node3/node17/userobject1ai25228.html(1)

http://jp.eastday.com/node2/node3/node11/userobject1ai25324.html(2)

http://jp.eastday.com/node2/node3/node11/userobject1ai25332.html(3)

http://jp.eastday.com/node2/node3/node11/userobject1ai25341.html(4)

http://jp.eastday.com/node2/node3/node11/userobject1ai25344.html(5)
 
 
 

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