「海宝が世界を回る」という中国２０１０年上海万博大型ネット写真募集がスタートした。真実の写真でもPSの成果でも、ロンドン、ニューヨークにおいても、団地やガーデンにおいても、参加者が提供する写真または写真に「海宝」のイメージがあれば、「海宝」が世界を回ることに役立つ。上海万博局、上海市ネット宣伝弁公室と関係ウェブサイトの責任者が、スタート式に出席した。

　２００７年１２月１８日、上海万博マスコット・「海宝」を発表して以来、「海宝」の可愛いイメージは、中国の省・区・市と香港・マカオ・台湾地区やフランス・イギリス・スペイン・日本・韓国・カナダ・オーストラリアなどで登場し人々に好まれている。

　上海万博局副局長の朱咏雷氏によると、同イベントはインターネットの力を借りて、より多くのネット利用者が万博に注目し、理解し、万博への直接参加を招致する。中国と世界各地の友人は、海宝が世界を回る足跡について、２０１０年に上海に着いて、上海万博を自ら体験するという。

　上海市ネット宣伝弁公室副主任の謝海光氏は、「このイベントの開始とともに、上海市は第1陣の万博ネット宣伝プロジェクトを同時にスタートした。６６件のプロジェクトは、ネット上と現実を連動させ、市民とネット利用者が万博を理解して、それに身を置くことにより多様化、より豊かなルートを提供する」と述べた。

　関係者によると、同イベントの開催期間は５月２７日から７月２６日まで。万博ネットを公式募集場所にして、騰訊網・CCTVネット・中国新聞ネット・東方ネットなどが共催し、海宝と関わる写真をアップロードできる。

　会場で、旅行・撮影・PSの達人や海宝ファンらが、海宝と写真を撮って、万博知識のアンケートに参加した。上海万博局のスタッフによると、会場で撮った写真は、第1陣の写真募集作品として、万博公式サイトにアップロードされる。

　同イベントはネット投票と専門家の審査によって、人気作品と優秀作品が選出される。参加者は８０００元の観光基金、４９９９元のメーデー万博初日ツアー、万博チケット、万博記念徽章などを獲得するチャンスがある。優秀作品は、「閉幕しない万博」と言われる万博オンラインで展示されるチャンスもある。

（編集：曹　俊）