ベルギー国家館のデザイン案
18日、ベルギー首都・ブリュッセル経済省で、上海万博ベルギー国家館のデザイン案が発表された。
ベルギー館の面積は5250平方メートルで、そのうち、1000平方メートルがEU(欧州連合)の展示ブースだ。2010年上海万博会期中、ベルギーがEUの輪番の議長国のため、EUブースもベルギー国家館に入居することになっていおり、ベルギーがヨーロッパの首都としての独特な地位と多様な文化を示す。ベルギー館の主体工事は、2009年末までに竣工する予定だ。
ベルギー経済相のヴィンセント・ファン・クイッケンボルネ(Vincent Van
Quickenborne)氏は「上海万博はベルギーにとって、非常に重要なものだ。ベルギーは人間が直面する多数の挑戦へのソリューションを見せるだけでなく、『EUの心臓』としての地位も固める」と語った。
同氏によると、ベルギーは上海万博で「エコ経済」のテーマを浮き彫りにする。ベルギー館内のレストランはゼロ排出で、電気自動車など省エネ・エコの先端技術と製品を数多く展示する。ベルギー館を見学した後、ベルギーへ来て、ベルギー人の心地よい生活を自ら体験し、ベルギーのビールを飲んだり、チョコレートを食べたりするよう招いている。
上海万博ベルギー政府総代表のLeo
Delcroix氏は「ベルギー館のデザインは神経細胞から発想した。その独特な造型は、視覚で来館者を魅了するだけでなく、ベルギーのEUの中枢神経としての地位と、その文化交流と融合の伝統も示す。人間と自然の調和の理念を示すために、ベルギーが採用した建築材料は、ほとんどが再利用できる材料だ」と紹介した。
(編集:曹 俊)