スペインウイークが、上海で開幕

挨拶する上海万博局副局長の朱咏雷氏

挨拶する上海万博スペイン総代表のJavier Conde氏

挨拶する駐中国スペイン大使のCarlos Blasco氏

ゲストらが、スペインウイークを見学

双方が万博マスコットを相互に贈呈

スペイン館の模型が注目

国内外のマスコミがスペインウイークに注目

　上海万博スペイン館プロモーションウイークが１５日午前開幕した。敷地面積が７０００平方メートルで、８５２４の籐板で覆われ、外壁に詩が書いてあるパビリオンが繰上げて神秘なベールを解いた。上海万博局副局長の朱咏雷氏、駐中国スペイン大使のCarlos Blasco氏、上海万博スペイン総代表のJavier Conde氏、スペイン館デザイナーのBenedetta Tagliabue氏らが開幕式に出席した。

　建設中のスペイン館は「籐製籠」建築で、スペインの街にいるような感じがし、スペインの素晴らしい歴史と国民の知恵と革新を体験でき、数多くの有名な都市計画師、社会学者、映画関係者と芸術家が共同で作り上げたことが分かる。 Conde氏は、「スペイン館は芸術性によって、来館者を魅了する建築だ。建築材料は最も環境を保全し、最も伝統的なものだが、最先端技術は採用される」と述べた。

　同館は万博会場の浦東エリアにあり、現在の建設は順調だ。 Tagliabue氏によると、籐のデザインは建築の趨勢で、防湿、防火に問題がない。外壁は籐で装飾され、鉄鋼構造に支えられる。陽光が籐の隙間を通って、パビリオンの内部に射す。この８５２４本の籐製板は色が違い、面積が１２０００平方メートルに達する。書道で書いた中国文字は外壁で、中国の詩になり、中国人の来館者に深いイメージを残すという。

　Conde氏は「、籐という古い手工芸はスペインにおいても、中国においても、長い歴史を誇る。籐製材料の幅広い採用は、中国と西洋の懸け橋になった。パビリオンは環境保護、持続可能な材料を採用し、トップのソーラー板は建築にエネルギーを提供する。この完璧な建築を通じて、人間が発展で最も注目する課題を展示する」と語った。

　同館の展示テーマは「世代を超えて生活する都市」で、「自然から都市へ」「親が住む都市から現在へ」「現在の都市から次世代に住む都市へ」の３大空間からなる。古い昔の野蛮から文明による現在への変化、そして未来へ。同館は３００人が同時に食事できるスペインレストランを設け、本場のスペイン料理を提供する。また、物販店、多機能劇場、ビジネスセンターも重要な一部だ。

　Conde氏によると、豊かな文化芸術的な演目も同館の展示の重点である。万博会期中に、同館は最も有名なスペイン芸術家を呼ぶという。

（編集：曹　俊）