博覧会国際事務局が２９日、フランスのパリで規則委員会会議が開き、上海万博第１２〜１４号『特殊規則』を審査

陳述する上海市政治協商会議副主席、上海万博局副局長の周漢民氏

   博覧会国際事務局が２９日、フランスのパリで規則委員会会議が開き、上海万博の第１２〜１４号『特殊規則』を審査した。会議は博覧会国際事務局次長、規則委員会議長、ロシア国籍のIvan PROSTAKOV氏が司会した。上海市政治協商会議副主席、上海万博局副局長の周漢民氏がチームを率いて、会議に出席して陳述した。博覧会国際事務局長のロセルタルス氏とキューバ・エルサルバドル・モンゴル・フィリピン・ロシア・タンザニア・フランス・日本・カナダ・イタリア・ナイジェリアなど１２カ国の規則委員会のメンバー代表が会議に出席した。会議はこの３規則のパスについて一致し、今年１２月２日、開催予定の博覧会国際事務局全体大会に提出して、審査する予定だ。

    第１２〜１４号『特殊規則』は、オフィシャル出展者の総代表とスタッフの特権と優遇、入場と表彰に及び、多くの出展国が切迫し関心を持つ問題であり、また中国の現行制度の改変が必要なものだ。今年７月、３規則の初稿が１５４カ国のメンバーから意見を募った後、日本・カナダ・ドイツ・イタリアなどの代表は相次いで３０数項の評論意見を提出した。内容は税の減免・税関の監督管理・会場での駐車・運転免許の取り替え・パビリオンの開館時間・入場者政策・表彰基準など一連の重要な問題がある。

   中国政府は『登記記録』の承認に従って、上海万博は『一般規則』と１５の『特殊規則』を作成する必要があり、これらの書類は万博の基本準則になるとしている。上海万博第１〜１１号『特殊規則』は、昨年と今年上半期に博覧会国際事務局に許可されている。

（編集：曹　俊）