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マドリードが上海万博ベストシティー実践区ケースの『出展契約』に調印(写真)
2008 -9 - 3 17:20

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『出展契約』に調印するマドリード

 スペインのマドリード市と上海万博組織者が2日、ベストシティー実践区マドリードケースの出展契約に調印した。マドリード市市長のAlberto Ruiz Gallardon氏を代表して、マドリード市「マドリードグローバル」国際戦略と行動事務所総監、マドリードケース出展総協調者のIgnacio・Beres氏と上海世博土地控股有限公司理事長の白文華氏が、双方を代表してサインした。マドリードは2010年上海万博で、竹の家(La Casa de Bambu)と自然保護気候樹(Arbol Bioclimatico)という都市の独特な建築模倣品を2カ所を作る計画だ。

 竹の家はマドリード南部の住居であり、今年、建築界の英国建築家協会賞(RIBA)を受賞した。マドリードの竹の家は竹の皮に包まれて、自然そのままの雰囲気になると同時に、光線をよく調節し、建物に温度、音と視覚の簾となり、冬季の雨や雪、冷たい風と夏季の高温を有効に遮る。上海万博ベストシティー実践区で建設する竹の家は、竹の皮に包まれるという特徴を維持し、上海の気候と環境に向いているため、建物の北川はすべて省エネガラスに変える。上海万博の竹の家は敷地面積が600平方メートル、高さが18メートル、最大の建築面積が約2400平方メートルだ。上海万博局の関係者は、同建築がエコ設計を重視し、上海万博の建築のハイライトの一つとなるだろうと語った。

 自然保護気候樹はマドリードの街での独特なシーンだ。「アーキテクチャーレビュー(Architectural Review)」が授与した大賞や現代ヨーロッパ建築賞「ミース・ファン・デル・ローエ(Mies Van der Rohe)」を授賞している。上海万博会場での自然保護気候樹は竹の家のそばに作られる。内部は空いていて公共広場として使われ、先進的な環境科学技術によって、外部の気候環境を改善できる。内部で、来場者は室外でより心地よい温度と環境で見学・休憩でき、またはディスプレヤーを通じて、マドリードの都市と現地の人々を理解できる。

 マドリードの竹の家の建築デザイナーは、2005年日本愛知万博スペイン館のデザイナーのAlejandro Zaera Polo氏で、ロンドンの国際権威建築士協会FOA (Foreign Office Architects)に所属している。また、マドリード都市建築自然保護体制設計院に務めるBelinda Tato女史も、竹の家と自然保護気候樹の上海での設計・建設を担当する。また、マドリードは「マドリード住宅土地市政会社」と「スペインエネルギーと環境研究センター(CIEMAT)」にパビリオンのデザインを協力してもらう。マドリード側によると、この二つの建物は国際的に絶賛され、デザイナーチームは上海の環境・気候によって、改善する予定だ。

 関係者によると、マドリードは万博組織者とベストシティー実践区実物ケースの出展契約に調印した初めての非アジアの都市だ。スペインの首都として、マドリードは素敵な都市と気候環境を持ち、世界で観光客数の最も多い都市の一つだ。また、世界で、歴史と文化遺産の最も多い都市の一つだ。マドリードは世界で最も活力の溢れる都市の一つになった。2010年上海万博の舞台で、マドリードは世界に都市と人々の生活の斬新な様子を展示し、その他の出展都市と建設経験を交流するという。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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