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万博―友好都市特集号:上海万博のための自然保護の創意
2008 -3 - 31 16:51

 上海が万博で盛り上がりに対し、アルプス山裾のミュンヘン市民が自然保護の創意を見せた。

 2010年上海万博の前、ョ(「人」の下に「示」)山国家森林公園の南西3キロメートルの場所、海抜10メートルの丘に、大型の植物園――辰山植物園が完成する。いかに、この202ヘクタールを占める「都市の肺」をより自然保護で、調和し、自然に建設するのか?ミュンヘンのバレンタイン設計事務所とウェーバー建築事務所のアイデアは、すでに上海に受け入れられ、しかも実施されている。

 セメントの塀はなく、辰山植物園は円い形の緑地に囲まれ、大々的に建築工事をせず、もともとの山や水の地形を利用し、築山・庭園、中心エリア、そして水を要素とした主体エリアを組み立てるのだ。すべては自然と人造の統一を前提とする。

 こうした持続可能の発展理念は、ミュンヘン市民の革新アイデアへの表現である。その代表作は、ミュンヘン市にあるオリンピック・パークである。インタビューの時、市長、教授はもちろん市民、留学生も、皆自慢げに、この全世界で唯一のオリンピック大会が終わった後まだ利用率の高いオリンピック施設を口にした。持続可能というのは、このパークの「代名詞」だ。

 30年以上の革新的な運営を通じて、オリンピック村はミュンヘンの新たな都市文化の実体になり、さらにミュンヘンの高レベルの生活の手本になっていた。オリンピックの精神とその成果は、こういう形で分かち合われ、絶えることはない。

 上海万博については、オリンピック・パークのデザイナーの1人であるフリッズ・オール教授と、ミュンヘン工業大学・建築学部副主任のハウスライドン教授が、期せずして、オリンピックがミュンヘンの急速な発展を促したように、2010年上海万博も必ず上海のテイクオフを促進し、世界に素晴らしく、忘れない展示会と都市、歴史に深い意味を残すのだと話した。2人の教授は数回上海に訪れたことがあり、上海人の楽観的・勉強好き・勇気・向上心という特徴に深い印象を残した。そして人々が現代化都市と調和した生活への強い望みやその創造力を充分に感じており、上海万博への心を込めた祝福を伝え、より良い都市、より良い生活を祈ったのだ。

(実習編集:王 燕華)

 
 
 

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