20日午後、全国人民代表大会環境・資源保護委員会主任の毛如柏氏一行らが上海万博局を視察に訪れた。万博局副局長の黄健之氏は、毛氏に万博局の準備・実行作業の進展と園エリアの太陽エネルギーなどについての新エネルギー応用状況などを紹介した。
黄氏は、万博は経済・文化・科学技術のオリンピックイベントとして讃えられ、科学技術は万博の中で大いに展示されるだろう。上海万博局は関連部門との協力のもと、万博科学技術の応用を促進し、うちいくつかの万博科学字術応用プロジェクトは着実な進展を見せている。例えば、園エリアの新エネルギー交通・半導体照明の応用・温度コントロール技術・建築省エネ技術・インテリジェント化自然保護建築・太陽エネルギーの応用などがある。科学技術による万博の体現、また最小限でのエネルギー排出をめざして、上海万博局はまず中国館・テーマ館・万博センター・南市発電所などで太陽エネルギー技術を応用することを決定した、と述べた。
毛氏は、上海万博組織者は万博科学技術の応用プロジェクトについて十分に考慮しており、万博園エリア建築の広範囲、システムに新エネルギーと再生エネルギーを集中活用させるという思考は実にすばらしいものである。また科学技術からなる万博を十二分に実践・体現させるものであると同時に万博の魅力でもあり、世界に対する影響力も大きいだろう、と述べた。
(実習編集:呉 恵伊)
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