国際展覧事務局執行委員会が上海万博準備作業最新進展報告を聴取

中国駐国際展覧局代表、上海万博事務協調局副局長の周漢民氏（右）が報告

　フランス現地時間の27日、国際展覧局（BIE）執行委員会がパリで開催された。会議で、中国駐国際展覧局代表、上海万博事務協調局副局長の周漢民氏が上海万博組織者を代表して、中国2010年上海万博準備作業最新進展状況を報告した。

　報告は六つの部分を分け、国際・国内・企業・都市最優秀展示参加実践、工事建設進展、国内外交流・紹介・推薦、ネット上万博アイデア、万博情報システム運営作業の最新の進展である。報告は、国際社会の強力なてこ入れとBIEの指導のもとで、上海万博の準備作業が全体的に順調に進捗しており、すでに196の国と国際機関が正式に展示参加を確認し、同時にまた多くの国家は万博組織者と技術協議し、早めに展示参加契約を結ぶように努力しているとした。

　執行委員会構成国のデンマーク・モロッコ・クロアチア・スペイン・韓国・セネガル・トルコ・チュニジア・ポーランド・ルーマニアの代表は、上海万博組織者の報告を評価・了承した。BIE議長は、上海万博の開催期間中に世界各地の都市領域の専門家が十分に考え方を交流できるように招待し、世界都市発展の潮流を指導しようと提案した。各国の代表は上海万博のベストシティー実践区のアイデアに対して強い興味を示した 。

（実習編集：呉燕菁）