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上海市政協アピール 奨励政策「万博東風」の協力を得てオリジナルブランドを援助する
2007 -10 - 31 17:02

  中国はすでに重要な海外ブランドの輸入国となっており、資料によると、過去5年の海外特許ブランドの中国での売上は毎年2桁のスピードで成長している。WTOの過渡期が終った後も、本国の市場に輸入される海外ブランドの数量はさらなる増え方を見せるだろう。一方、国内ブランドの市場競争力は、依然として不足しており、上海市場全体を占める割合が一定の下落を見せる恐れのあることが心配されている。

  この問題に対し、上海市政治協商経済委員会は、緊急にオリジナルブランド発展の奨励政策である「上海有名商標認定方法」を制定し、一部の区、県に対し政府奨励政策で企業にオリジナルブランドの積極性ある成功経験によって、普及、徴税、奨励などの政策面で本土ブランドの援助に力を注ぐ姿勢である。また調査研究の中で、市政治協商経済委員会は現在の本市場における有名ブランド、商標の管理とその評価作業を工商、品質監督などの部門が主に行っていることが分かり、審査基準に不一致が生じる可能性があると示唆している。このため、関連した職能部門による奨励、オリジナルブランド発展への要求から出発し、国際比較の主なる評価基準と方法を参考とした本市場の客観実際を結合させると同時に、ブランド管理システムと評価システムの期限整合を強化し、共同でオリジナルブランドの発展を促進する。

   市政治協商経済委員会はまた、経済の世界化による世界ビジネス競争が、日に日に本土の企業に国際的な趨勢についていく厳しさを強めているとし、その上で本土の企業はさらなる国際的先進企業との合併を強化すべきであり、また海外ブランドの優秀な要素を含むそのブランドの経営、管理と技術上での先進的経験、消化、転化となる新たな技量は、すでに「外からの吸収を自らの力に変え、実力によって市場競争に対抗する」地点まで到達しており、絶えずオリジナルブランドの国際化市場経済に適した能力の強化に励み、経済の世界化競争に参加する過程の中で長期の発展を実現すると述べた。

  2010年の万博開催は、本土の企業のブランドイメージを高めるチャンスであると同時に、各国の製品が展示されることによって、展示に参加した企業の競争意識と新しいものへの創造心を掻きたて、自主的ブランドをより磐石なものとする恰好の機会となるだろう。各産業組織は敏感にこのチャンスを掴み、早期計画を打ち出し、また企業と万博との主観的意志を高め、積極的に企業の「舞台」を造ると同時に、企業が万博の中の「中国の力」によって大きく国際市場へ歩むよう援助する。

(実習編集;呉 恵伊)

 
 
 

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