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新華日報「万博に向かう」大型巡回展示会 江蘇人に帰ることも忘れさせる
2007 -9 - 23 15:25

 ここ数日、強い「万博ブーム」が古都・南京から周辺に広がった。「中国2010年上海万博江蘇宣伝ウイーク・万博に向かう」展覧会が16日から南京図書館で開幕して以来、多くの人の注目の焦点になった。スタッフによると、毎日数千人が見物に来ており、その中に南京の人もいるし、他の地域から来た人もいる。また、オーストラリアなどの外国人もいる。年を取った人もいるし、子供もいる。家族全員で来ている人もいるし、学校や会社など集団を組織し来ている人もいる。初めて身近に「万博」に接することができ、江蘇の人に帰ることも忘れさせる。

 老人は2010年の見学のため、「ウォーミングアップ」する

 21日、万博宣伝展示館の出口で、白髪の老人がとても目立った。おばあさんは眼鏡をかけ、ノートを持って、真面目に展示会の紹介を記録していた。わきの下に杖を挟んでいた。おばあさんが言うには、87歳だと言う。前日、新聞で万博巡回展示会は後3日間しかなく、土、日は休日で人が多すぎることを心配し、1人で1時間ぐらいバスに乗って、展示館に来た。おばあさんのノートは7ページも書き込んであった。自分の記憶力がますます良くないので、見たものを全部書き、帰ってからまた出して見ることができる。万博や国家の強さについて聞くと、老人はちょっと興奮し、年を取ったとはまったく思わないと言う。「私がまだ若い時、中国は万博を開くチャンスがなかったが、今、中国が発展し、能力を持った。私はとてもうれしい。2010年、ちょうど90歳だが、上海万博に見に行く。今回はウォーミングアップですよ」と言った。

 生徒と家族を動員して一緒に見る

 李毅君は中学校三年生。年齢は高くないが、展覧会に一番速く来た市民である。16日、展覧会午前11時に開幕した。9時前から1人でバスに乗り、板倉から展示館に来た。歴史が好きで、各種の展覧にも夢中になった。万博について、歴史の本で少し理解していた。例えば第1回のロンドン万博の「竜宮」や、2005年日本愛知万博のロボットなどである。「しかし、万博についての知識で分からないことは、まだいっぱいある。今回の展覧は、とても勉強になった。ここで夢のような感覚がした。万博は科学が進歩しているという道理を分からせてくれた。上海が万博を開く、この場所を利用して、中国と世界の距離を近くすることができる。2010年上海万博は必ず、より多くの科学技術の成果があり、人間の進歩を促進する。そして、私たち中学生が、しっかり勉強する動機となる」。週末には、必ずクラスメートや友達そして両親を呼んで、一緒に視野を広げ、知識の洗礼を楽しむと言った。

 南京の人の万博に対する熱情が私を感動させた

 「万博に向かう」展覧会には、11人の青年ボランティアがいる。すべて上海の大学の今年の卒業生である。上海展覧から南京展覧まで、南京、江蘇の人の万博に対する熱情には深い感情がある。 銭慧玲さんは上海理工大学の三年生で、ドイツ語専攻である。今回の展示会で、唯一のドイツ語ができるボランティアだ。「以前、上海都市建設館で解説員になった時、上海の人は主催者側となる万博について高度な関心を持っていた。南京の万博熱は、上海よりまったく低くないとは思わなかった。これは私を感動させた」。展示会を開いて以来、見物に来た人は絶え間なく、銭さんの解説が途切れることはなかったという。

 2010年上海万博は、江蘇の人の万博熱を燃やしただけでなく、発展をさらに速め、祖国振興の民族的責任感を惹起した。「万博伝言ノート」は、別の面から私たちに、心の声と心の願いを見せた。「万博はわが国の様子を展示し、強い中国はより進歩することを表す。私は大いに励まされた」「万博は上海の進歩と経済発展の重要なチャンスであり、中国のチャンスであり、江蘇のチャンスでもある。持ち場に立って、より多くの科学的成果を出すようを努力する」「2010年万博について、中国は新しい姿、卓越した現代化建設の成果と独特な中国の特色ある社会主義で、世の中の人々の前に現れる」

(編集 王ロヨウ)

 
 
 

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