31日付万博ウエブサイトによると、１２８日の丹精こめた準備によって、「万博会に向かうー中国２０１０年上海万博と万博歴史回顧展」が上海都市計画館で、盛大に開会した。全国各地からの観衆は万博の魅力を味わうと同時に、次々にメッセージを書き、２０１０年上海万博が成功し、すばらしく、忘れがたくなれるように心から祈っている。さらに、２０１０年上海万博が順調に開催できるよう、助言を与え、対策を建策したという。 　

 「万博に向かうーー中国２０１０年上海万博と万博会歴史回顧展」では、７万人近くの参観者が訪れ、数千人が展覧会にメッセージを書いた。心からの文字はすきまなくゲストブックに詰まっている。その中では、展覧会に対する評価とか、上海万博への心込めた祝福とか、市民からの真心を込めた意見と助言もある。上海万博局によると、より多くは、国内外の観衆が表した２０１０年万博への期待の気持ちであるという。 　

 「偉大な考え、芸術の表現」。この文は現場の観衆からのメッセージであり、大いに今度の展覧会を褒めたたえた。観衆は次々にメッセージを書き、展覧会を見学し、励まされ、２０１０年上海万博を非常に楽しみにしているという気持ちを表した。国際展覧局主席の呉建民氏は展覧会に意見を出し、普通の観衆の身分で「万博を知り、万博を宣伝する」というメッセージを書いた。万博歴史回顧展では、これまでの万博のすばらしい展示品が大勢の市民に展示されただけでなく、人類の文明発展を探るという万博の核心の理念も人々に伝える必要があるとされた。 　

  ４本の厚いゲストブックの中には、最も強く印象付けられたのは、市民たちからの上海万博に対する支援と期待である。上海市の小中学生たちはもうすぐ訪れる万博にかなり関心をもっている。２万人近くの小中高校生が夏休みを利用し、展覧会を見学したという。高安路第一小学校の児童?コウ（耳へんに火）子ゴウ（日下に天）君は、万博ボランテイアになりたいと言った。上海少年英語口語３星ランクの試験に受かったばかりで、今年の目標は４星ランクに受かることであり、　２０１０年にぺらぺらの英語で外国のゲストに上海万博を紹介してあげたいと述べた。市民の侯慶山さんは、１ページに隙間なく上海万博への助言を書き上げ、「２０１０年に、万博が中国上海で開かれることは、上海人民のプライドであり、さらに中国のプライドである。万博を順調に開催できるように、上海市政府は万博をよく建設し、よく組織し、よく管理し、上海万博を特色のある科学技術を十分に体現した万博にすべきである。一方、上海市民はホストとして、自分自身の素質を高め、礼儀正しい態度で万博を迎えるべきである」と語った。

  ２０１０年上海万博は、国内の他省市の民衆の注目も引き付けている。8日に、「高い質の杭州、すばらしい西湖博覧会、万博を期待し、文明を共有にする」と、杭州西湖博覧会組織委員会事務室の従業員が展覧会でメッセージを書いた。２０１０年上海万博は、世界に中国を知ってもらうのに役立つと、四川?成都の楊さんもメッセージを書いた。そして、楊さんは中国を祝福し、上海を祝福しているという。ゲストブックには、フランス、日本、ドイツ、アメリカと韓国などの外国人観衆からのメッセージもあった。こんなにすばらしい万博の計画を見て、２０１０年の上海万博を非常に楽しみにしていると書いてあったという。

（実習編集　孫文）