ロシア「中国年」中国展が２７日、開幕した。上海はチームを組織して、地方展と知名ブランド展に参加した。モスクワ時間２６日午後、「上海プロモーション会」が、モスクワのクロクス展覧センターで開かれた。上海市の関係部門は上海経済社会の発展状況、万博の準備活動の進捗と観光業発展の現状を説明した。ロシア経済、貿易、観光など各業界の関係者約２００人がプロモーション会に出席した。

プロモーション会において、上海市代表団団長、副市長の唐登傑氏は「中国２０１０年上海万博の各種準備活動は現在、秩序良く進んでおり、１２４の国と国際機関が出展を正式に確認した。上海はロシア企業と各業界の関係者が上海へビジネスや観光に来ることを歓迎しており、提携と交流を強化し、共に前進して、『提携で両得して、調和に発展する』という新しい局面を開こう」と語った。

長期にわたって、上海とロシアは良好な経済貿易の提携関係を維持している。２００６年に上海とロシアの貿易額は１２．７３億ドルとなり、前年比３１．４４％増加した。２００６年までに、上海のロシアでの投資プロジェクトは６件あり、累計金額が２２６７万ドルとなった。ロシアの上海での投資プロジェクトは３８件で、計２０３８万ドルだ。双方はメリットを利用することが顕著で、提携の将来は明るい。特に「バルト海のパール」プロジェクトの建設は中露政府が重視し、大いに支援しており、「政府が推進、企業が操作」という特徴を十分に見せた。上海は「バルト海のパール」プロジェクトを一流のプロジェクトにし、中露友誼に新しい貢献をするという。

（編集：曹　俊）