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物流業界ウェブサイト、トロイの木馬による被害が相次ぐ
2009 -5 - 22 9:10

新華社上海特電 

 中国の有名な物流会社の申通快遞ウェブサイトのトップページに侵入したトロイの木馬は20日除去された。「ショッピングウェブサイト、物流ウェブサイトの多くはトロイの木馬を仕掛けるウェブ、フィッシングなどが存在している。もしユーザーのコンピューターには脆弱性があれば、悪意のあるコードに移植され、個人の情報が盗まれる恐れがある」と360安全センターはコンピューターユーザーに注意を与えた。

 IE7のxml脆弱性、百度プラグイン、Flash、暴風影音、Realplay、SymantecWinFaxProの脆弱性をハッカーが捕らえ、申通快遞ウェブサイトにトロイの木馬を仕掛けたものだ。ユーザーのコンピューターにはこれらの問題があったら、申通のトップページにアクセスした場合、自動的に数十のトロイの木馬、ウイルスプログラムをダウンロードされ、ネットゲーム、QQ、オンラインバンクの暗証番号が盗まれる脅威がある。360安全専門家の石暁虹博士は紹介した。

 淘宝網の中核物流サービスプロバイダとして申通快遞は全国に張り巡らす1000余りの拠点を抱え、年間売上は数十億元。毎日ウェブサイトにアクセスしているユーザーは8万人以上、日平均の閲覧量は30万回を超えている。大人気を呼んでいるウェブサイトはハッカー、トロイの木馬の目標になったのは免れない。360安全センターの統計データでは年初以来、申通快遞ウェブサイトは少なくとも3回ハッカーのトロイの木馬からの攻撃を受けた。

 また、ショッピングウェブサイト、ショッピング案内ウェブサイト、物流ウェブサイトを含めてオンラインショッピングのサービスウェブサイトの多くはトロイの木馬、フィッシングによる脅威に直面している。オンラインショッピングサービスを多用しているユーザーはなるべく早くシマンテックを装い、トロイの木馬からの攻撃を防ぐべきだ。そしてオンラインショッピングの普及にしたがって支払い、物流サービスを受ける際、常に警戒感を高めるべきだ。特に個人身分、暗証番号、連絡方式といった情報を提供する場合、慎重に取り扱わなければならない。360安全センターは助言した。

 
 
 

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