初めて中国都市の名を命名したCPUプロセッサー「上海(ShangHai)」が3日、上海で発表された。来年の第1四半期から、同プロセッサーは世界の数多くのサーバーに広がり、高性能のコンピュータとより緊密につながるという。上海のスーパーコンピュータ「ルービック・キューブ」がこのほど、世界最速のコンピュータのトップ10に入選した。
同プロセッサーは、世界第2大手CPU生産メーカーAMDが売り出した最新の4コアサーバーチップで、同時に同社初の45ナノ技術で設計したプロセッサーであり、前世代より性能が35%アップし、エネルギー消耗は35%ダウンという。
「上海」で命名されたのは、AMDのコード命名規則からだ。F1スポンサーとして、同社は2年前に、F1レースの開催地の名前で将来のプロセッサーチップを命名することに決めた。同社の計画では、これからの2年間に、次々に「イスタンプール」「サンパロウ」と命名したチップを発表する予定で、その2種のチップは6コア、そして最多のコアを持つという。
(編集:兪静斐)
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