世界原材料価格の高騰と人民元の切り上げにより、生産コストが上昇しつつあり、収益も次第に縮小し、伝統産業は製品価値チェーンのトップとサービス業へと押し付けられる。伝統産業の生き延びには、現代ネットワーク化手段を活用しなければならない。
上海の国際運輸センター建設、世界電子ビジネスの迅速な発展及び運輸物流、第三方現代物流産業レベルアップの情報技術需要にあわせ、浦東新区情報委員会は科学技術基金弁公室、新区商会と連携し、浦東現代物流企業向けの情報化プロジェクト支援をテーマとした説明会を開き、企業の情報化実施と、企業情報化戦略の策定を指導した。
浦東商会物流専門委員会によると、浦東には300数社の規模が違う物流企業があり、生産額200億の情報化された一流の企業もあれば、わずか百万の伝統物流企業もあり、うち約85%が中小型伝統物流企業。
新区情報委員会は浦東商会と連絡し、浦東商会というプラットホームを用い、基礎のしっかりした、一定の業務規模を有している物流企業に情報化建設の支援を与え、その産業レベルアップを促進する。また、浦東商会を動かし、浦東物流企業公共サービスプラットホームの建設と実施について探索し、より多くの中小型物流企業を黒字化させる。
(上海・浦東 編集:QJ)
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